「映画一本撮ろう」がリリースされました

先日Penomecoについての18,000字近い記事を上げたのですが、その後すぐに新曲「映画一本撮ろう」がリリースされました。それについての加筆を試みたんですけど、あっという間に加筆部分が2,000字を超えてきたので(…)、記事を別におこしてリンクを貼ることにしました。2万字とかロキノン巻頭インタビューじゃん…

↓元記事はこちら

 

さて、出ましたね。

Movie

Movie

ラップを追加してくるかと思っていたら完封したまま…!!歌一本で攻めてくるとは、やるじゃんPenomeco…!!!

おそらく今の彼にとって「歌」こそコンプレックスの居所なんだと思うので(過去に身の回りに上手い人が沢山いるし…的なことを話していたソースがあったと記憶している)(私はそうは思わないのだけど)、まっすぐ向き合ってきたなーという感じ。で、リリース後の彼のインスタストーリーで「やればできる」的な写真が上がっていて、自己肯定できているのをみてほっとした。4月の単コン初日に披露した時、めちゃくちゃ緊張しただろうなぁ…。

 

元記事の冒頭で'ラッパー'と書いたのだけど、いよいよ一口にラッパーと言ってよいものかわからなくなってきた感のある「映画一本撮ろう」ですが、歌詞の言葉の選び方がさ、アーーーーーっていうね。

僕たち一緒に道を歩く時

きれいな風景だけ見てほしい

晴れの日には、曇りの日には

雨の日には、いや、僕は

(中略)

僕たち一緒に話を交わす時

きれいな言葉だけ聞いてほしい

草擦れる音 雪踏む音 雨降る音

ただ僕は Just only you

見てよこの奥ゆかしさ(?)。L.I.Eの所でも書いた表現がもう一つ熟していく過程たるや。たまらんなーほんと。

私は「きれいな言葉だけ聞いてほしい」に続く歌詞が「草擦れる音 雪踏む音 雨降る音」なところが本当に好きなんですけど、そこで言葉そのものが並ばずに言葉を交わすだろうシーンがファーーっと浮かぶ言葉を並べる感性に「アーーーーー」ってしちゃうんですよね…。トラックの音数が少ない事も相まって、頭に浮かぶ絵が春にも冬にも梅雨にもなるの面白いなって思う。

 

この記事の中でPenomecoは「表現とはいつも不思議で強烈で、また朧げな記憶になる」って言っていて、それなーとなった。私普段聞く曲で良いな、と思ったものはTwitterでタグつけてメモしてるんですけど*1、良いな、と思うもの、だいたい頭に映像が浮かぶ曲なんだよな。行きもしないのに「漢江の芝生で聞いたやつだなー」みたいな気持ちになるので、多分そういう事を言ってるんだよなこれは、ってした。

MVはいわゆる邦画仕立てになっているんだけれど*2、先に挙げた記事で'聞く者の忘れられない初恋の思い出を召喚する見通し'とある。それが本人によるコメントなのかはさておき、初恋に限らず、これは「表現から受け取る強烈で朧げな記憶の、1つの例ね」という腹落ちの仕方をした。過去イチ表現が具体的なMV(だと思っている)なので、私が日本人であるが故に、勝手に深読みしそうになる自分がちょっと邪魔だったな…絵が具体的なだけに。

でもね、ああいう形で別離してしまった人との出来事はさ、思い出す時は映画みたいになるんだよね…。全く同じではないけどそれに近い経験があるので、ああ…という気持ちになった。それにあてるBGM選びをしようとすると、私もこういう曲になるなー。

 

この曲、なんていうか、映像を召喚しやすい音の組み方なんだよな。私の頭の中では音と絵が連結していて、音の組み合わせの仕方や使い方によって映像が出来あがってく仕様になってるのだけど、音数めちゃくちゃ少ないし音の隙間も多いじゃない?この曲。私は歌詞の内容がすぐに頭に入ってこないので、脳内映像を作るための素材はトラックを作ってる音とPenomecoの歌い方、あと彼の合いの手の入れ方だけになる。素材が少なければ少ないほど、解釈のブレが大きくなるので、喚起される映像も多岐にわたる、っていう。MVによって喚起される映像が固定化されたりもするけど、MV見なかったら見なかったで、めちゃくちゃいろんな映像が出来上がるタイプの曲では、となっている。

Penomecoは直接伝わるもの以外をパッケージにするのが上手だ、という書き方を元記事でしていたのだけど、その加減と余地もコントロールできるとは…やっぱり器用だな、Penomeco。

 

こないだスケッチブックに出た時にステージで披露していた動画があるのだけど、MVよりこっちを先に見る方が、喚起される映像の違いを楽しめるかもしれない。ので、個人的にはスケッチブック→MVの順に見ることをオススメします。Tempoのセルフカバー動画は追い追い元記事に貼っとくね…

 

ELO氏とのプロジェクトのリリース、夏くらいになるようだったので、それも楽しみだなー。引き続きPenomecoをどうかよろしくお願いします。

*1:#ねぇさんpick2019

*2:邦画の表現を採用した意図が何なのかはとても関心があるので、聞ける機会があったら聞いてみたい

Penomecoをどうかよろしく ※5/12加筆

昨年突然の'推し入り'を果たしたラッパーのPenomecoですが、今年4月に自身2度目の単独ライブが開催されまして(もちろん2日間とも行った)、2018年以降関心度があがりっぱなしです。

昨日(5/5)は客演仕事が、明日(5/7)には久しぶりにPenomeco名義の新曲リリースがあるので、少しずつ書き溜めていたこの記事をどうにかリリース前に公開するぞ…という気持ちで仕上げたのですが、書くにあたって「省略せずにできるだけ全部書く」を念頭にしたところ、またしても論文並みの長さになってしまった。熱量のままに記事を書くのは久しぶりだな…。

※新曲リリースされ、Tempoのセルフカバーがあったりしたので、加筆しました(5/12)

 

▼Penomecoってだれ…

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Penomeco(페노메코) /本名 チョンドンウク(정동욱)

1992年10月7日生まれ。今ではS.M.エンタの傘下に入ったMillion Market所属、FANXYCHILDのクルーメンバーのラッパー。中高を若松河田の韓国人学校で過ごし、当時同じクラスにいたhiphopの話ができる友人ZICOとは、今も濃く続く長い付き合い。19の時に家庭の事情により音楽から隔離された生活を余儀なくされたものの、4,5年ほどして活動再開。SMTMやbreakers等の番組出演や海外公演をしつつ、配信や客演でのリリースを重ね、ミニアルバム”Garden”を昨年末にリリース。今年4月に、2018年春以来となる自身2度目の単独ライブを終えたばかり。その単独ライブで先行披露された新曲「영화 한 편 찍자」(映画一本撮ろう)が5月7日にリリースされる。

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最近ならこっちのアー写は見たことある人いそう*1FENDIのこの柄のジャケットめちゃめちゃかわいくてガチで買おうとしてたな…お値段見てやめたけど…

 

本人のバックボーンは楽曲のところでも触れていくので、今はおいといて…ひとまずPenomecoが私の1pickに至るまでの話を。

 

▼なれそめ(?)

2018年のピックアップ曲を紹介する記事でも書いたんだけど、K−POP二年生である2018年は新譜を片っ端から聞いてくスタイルだったので、いつものように新譜を順番に聴いてたんですよね。そのうちこの曲に出会う。

L.I.E

L.I.E

  • PENOMECO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

「ZICOがプロデュースしてるんだ、ふーん」みたいな、めちゃくちゃ軽い気持ちで聞いたら(MVは見てない)思いがけずかっこよかった。Penomecoっていうのか、良い曲だな、となり、他の曲をmelonで掘ったところ、この曲がクリーンヒットする。

WTF (Went Too Far)

WTF (Went Too Far)

アルバムのアートワークも手伝ってか、私が水中で感じる、多幸感によるきらめきみたいなのと同じもの*2*3、を感じたんだよな…浅瀬の水の中で仰向けになってコポコポとお日様を眺めてるような…。聞く人を選びそうな癖のある声なのに上手に”楽器”として活かしていて耳触りも良いし、前述の類のきらめきを曲に感じたのは初めてだったので、「Penomeco」はこの感じ、というインプットがされた瞬間でもあった。多分この曲を聴いてなかったら「Penomeco」って名前は覚えていないだろうな…。

その後も同じように新譜を聴き続ける毎日が続くのだけど、気になる曲がある→クレジットや誰の曲かを見る→あれ、ペノメコってPenomeco?ということが起こる。不思議なことにこれが一度だけではなく何度も起こる。繰り返すけど、本当に機械的に曲を聴き続けていたので、意図的にPenomecoだけ追うことはしてなかったんだよね…なのに、彼の楽曲は結果的に琴線に触れてしまう。個人的にも割と忙しくしていた3月〜8月までの間、Penomecoもサバイバル番組への出演(breakers)やリリース客演海外ライブを重ねていたのだけど、意図せずPenomecoのリリースだけは概ね追ったことになっていた。インスタフォローしたのも確か夏くらいで、この時期やたら夜中にインスタライブやってた気がしたんだけど、しんどい時期ってこの辺だったのかなぁ(これについては後で触れる)。

そうこうしてるうちにCOCO BOTTLEがやってくる。

COCO BOTTLE

COCO BOTTLE

これを、SEVENTEENにどぷんと行った時のようにMVをよく見よく聞いた*4。これが多分、音楽的な面で深入りしていく上でのトドメだったんだと思う。

その後リリースは途切れ、私も9月10月はそれなりに忙しくしていたところで「Penomeco日本公演」のアナウンスがTLを駆け巡り*5、4月の単コンを見送っていた身としてはVISIONが初の現場となり、その後ライブ見たさに転がるように3度ほど渡韓し今に至る…と。人となりを知るようになったのはVISION以降なので、それまではひたすら曲を聞くばかりの毎日だったのにね…やっぱりライブ見て、人そのものに関心を持ってしまうとダメね…*6

 

 

▼Penomeco、この声でめちゃめちゃに器用

話の流れでいくつか紹介したけれど、Penomecoが関わる楽曲は、客演曲も自分名義の曲も本当におもしろい。'おもしろい'を構成しているのはいくつかあるのだけど、彼の声質と表現力によるところがそれなりに大きいので、まずはその話を。

hiphopというかラップって「声が低くて太くてドスが効いている」という観念の人、わりといると思うんだけど(かくいう私もそう思っていて、それが苦手で近づかなかったジャンルでもあった)、Penomecoの声は鼻にかかった特徴的な声で、必ずしも声が低くて太くてドスが効いているわけではない。もちろん表現としてそういう曲もあるけれど、ラップしてても歌ってても聞いてすぐに彼の声とわかるんだよな。トラックメイカーやプロデューサーがサウンドロゴに与える役割を、Penomecoの場合は声そのものが担ってる。強いと思う、そういうの。

特徴的な声だとどれを聞いても同じに聞こえてしまいそうなところ、彼はそうならない。そんな声だからこそ曲との相性の良さが限定されかねないのだけど、結果的に彼は客演曲でさえもジャンルを選ばない。特に今年に入ってからは、客演曲における楽曲のバラエティの幅がすごくて、この声質にしてこの器用さはなんだ?!となる。それでいてどの曲でも主演を喰わずにめちゃくちゃ'Penomeco is here!!!!!'ってしてるわけで、そりゃ「何事…」ってなるよ…リリース順にいくつか貼るので順番に聞いて欲しい。

「dress - baby (feat. penomeco,sogumm)」

Baby (feat. PENOMECO & sogumm)

Baby (feat. PENOMECO & sogumm)

一緒に客演参加してるsogummの声、ものすごく濃くて、聞いたことないくらいねっとりしてるのよ。そんなsogummパートが先に来るから、多分ただきれいな声だと喰われるんだよな…。でもPenomecoはこの声だからか、全然喰われずにめちゃめちゃ共存しててすごい。これ単コンで生で聞けたんだけど、動画撮ってる場合ではない…となり、私のiPhoneに唯一記録が残っていないという…ホント凄かった。友人が教えてくれたのだけど、Penomecoはあるインタビューで彼女の声を「干ばつの中に咲いた薔薇」という表現をしていて、強く膝を叩くのだった。

「punchnello - Blue Hawaii (Feat. Crush, PENOMECO)」

Blue Hawaii (feat. Crush & PENOMECO)

Blue Hawaii (feat. Crush & PENOMECO)

この組み合わせでのリリースはEndorphinぶりでは?!しかも音色の世界観が地続き!と高まっていたら単コンではPunchnelloも出てきて2曲続けてやってくれて、「だよね!!!」ってした。この曲、三者三様の存在感があってとてもおもしろい。Punchnelloのパートは地に足がついていて、そこにCrushのパートが重力を、Penomecoのパートではピンと張った布の上で粒子が跳ねるような、軽やかさが足されていて耳が忙しい。WTFを聞いて感じる色に近いんだけど、客演だから自分名義の曲とは別物ってのも面白いよなぁ。気の知れた仲間との曲ということもあって、ホーム感があり肩の力もストンとしていて良いなー。

「JEONG SEWOON - Feeling (Feat. PENOMECO)」

Feeling (feat. PENOMECO)

Feeling (feat. PENOMECO)

セウン氏への客演、カットインの仕方と言葉の乗せ方がめちゃめちゃ好きで、「恋が始まってしまう!!!!」って言いながらずっと聞いてた。リリースした時期もものすごく良くて、今年の春はこれ無しでは過ごせなかった。セウン氏、元々客演を迎える曲がほぼない(自分で作るし)中、ラッパーの客演はJUST UでのSik-k以来2人目?で、なんならその時よりもポップで春めいてる曲にバチッッッとはまるPenomecoの声よ…。トラックで刻んでるギターに小気味好いラップで絡んでいくところとかさ、ホント好きでさ、ラップが歌ってるんだよな、これ…。所謂アイドル(と言っていいのか)に歌詞や曲提供としての参加ではなく客演として参加してこのアウトプットをするところ、「ハァーーー」と感心してしまう。

「Mia - Dear (Feat. PENOMECO)」

Dear (feat. PENOMECO)

Dear (feat. PENOMECO)

  • Mia
  • R&B/ソウル
  • ¥250

そんなセウン氏との曲からのこれだよ!!!ずるい!!!(´;ω;`)この曲、ラップではなく歌がさーーーーアーーーーってなるんだよね…。Penomecoの歌やラップは、トラックによって重力の程度も種類も違っていて、この曲とbabyも重さは似てても種類が全然違う。babyの方は懇願とか渇望、Dearは孤独とか寂寞、みたいな印象になるんだよな。それは彼の歌以外から受け取るものによるところも勿論あるんだけど、韓国語がわからず歌詞の意味を直接的に受け取れない私が、聞いただけでイメージを言語化できるということそのものが、彼の器用さの証拠なのかと。受け取ったイメージと歌詞との答え合わせをしてもズレたことがそんなになくて、割とびっくりするもの。

余談だけど、MiaはPenomecoも出演していたbreakersで共演していたシンガー(当時は現役音大生だった)で、優勝こそしなかったけどこの出演がきっかけでデビューを果たしてる。この曲はその番組でも披露していたんだけど、客演相手がEddy Kimだったんだよね。もちろんそのパートのメロディーも歌詞も声も違っていて、それぞれの特徴と良さがあるので、聞き比べてもおもしろいと思う!

「millic - PARADISE (Feat. FANXYCHILD)」

客演と言えるのかわからないしこれは2017年のリリースなんだけど、FANXYCHILDクルーメンバー全員でやったこの曲のことは書かないとダメなやつ…

Paradise (feat. FANXYCHILD)

Paradise (feat. FANXYCHILD)

millicのVidaってアルバムに収録されている曲なんだけど、ZICO・DEAN・Crushが次々に登場した後のPenomecoのパートがすごい。それまでは割と精神世界というか、無機質に夢現を彷徨っていたところを、彼のパートが始まった途端、視界一面を埋め尽くすように百合の花がブワァーーーーーーっと咲き始めて、むせ返るような花の香りが襲ってくるんだよ…で、百合で埋め尽くされたと思ったらみるみるうちに見た事のない色に変色していくイメージなんだよな……えっこれこの書き方で伝わる?ww トラックの雰囲気がクッと変わるパートでもあるんだけど、たぶんここ、人によっては捕まるどころかガッチリ捕食されると思うんだよなぁ…友人もこれで落ちたところある、と言っていてわかる、となった。

「ELO - Oh I (Feat. PENOMECO)」

強く叩きつけるような、という意味ではこの客演もだな…これは2018年のリリース。

Oh I (feat. PENOMECO)

Oh I (feat. PENOMECO)

  • ELO
  • R&B/ソウル
  • ¥250

これまでにあげた客演曲の中でも硬派なトラックで、叫ぶようなELO氏の歌に対して芯のある真っ直ぐなラップで応えるPenomeco、力強くてアツい。念願叶って単コンで見ることができて嬉しかったなぁ。

客演曲はこれ以外にもたくさんあるので、曲一覧から主名義がPenomeco以外のものを探して聞いてほしいなぁ。自分以外の個性の中でどう自分を出すか、の落とし所の違いがわかるので、客演曲の聴き比べは楽しい。

 

客演のことばかりあげてきたので、Penomeco自身の曲のことも書くぞ…端折っている曲もあるのでそこはご容赦を。

 

▼とにかく自分に向き合うPenomeco

客演曲では器用さを書いたけど、自名義の曲はとにかく自分に向き合う印象が強いPenomeco。順番に追うことにします。

①2016年までのPenomeco

今のMillion Market所属になる前の配信(STONESHIPともう一つのレーベルから)が3つと、そのMillion Marketから1つ。前3曲は日本からだとApple MusicやiTunesで聞けなかったりそもそも配信されてなかったりするのでファンカム動画貼っておきますね。活動再開したばかりの頃の曲だからなのか、歌詞が強くてヒリヒリする。Right Thereのファンカムの若さがすごい、別人のようだな。

 「Right There」(2014.10)

「23」(2014.12)

「Ma Fam」(2016.3)

Ma Famまでの分はMelonのジャンル表記がIndieMusicになってて、7:3くらいで男性リスナーが多かった(Melonのデータ参照)。で、ミリマ所属になったここからはそのジャンル表記が外れ、女性リスナーが増えて、男女比率が6:4くらいになってくる。

「For you」

MVがないのでスタジオパフォーマンス動画を。先にも書いた、Penomeco×Crush×Punchnelloの組み合わせでの初リリースに当たるのかな…軽快とは逆の、呼吸がうまくできない詰まったビートで、しかもその後の”No.5”にも通じそうな「香り」が歌詞に出てくるの、今見ると伏線のように思えて面白いなーっとなる。ここからはApple Musicでも聞けるよ!ミリマありがとう!

For You

For You

ちなみにこの年はZICOの"말해 Yes or No"に客演した年にあたる(23とMa Famの間、2015.10)。友人に教えてもらったのだけど、2016年のサマソニにZICOが出演した時にPenomecoも一緒にステージに出たそうで(FANCAMがあるので探して)、その後もライブのゲストできたりフェスで一緒になったりすると2人で演る事が多くて君たちは本当に…!ってなるな。音楽活動を再開するにあたってZICOに相談したところ「お前がそういうのをずっと待ってた」と言われ、5分で不安がふっとんだという話はズッ友エピソードとして語り継いでいきたい。

 

②2017年のPenomeco

2017年はSMTM6に出ていた年でもあるんだよな…起きていたことは要約でしか知らないのでここでは触れないけれど、何れにしても露出がぐっと増えた年には違いないかと。

「Film」

Film - Single

Film - Single

これどういう位置付けになるんだろう…生産数限定でパッケージになっている作品でもあるんだけど、Gardenのように流通しているわけではなさそうで…シングルになるのかな…。形態はともかく、ライブでも頻繁に披露される、歌詞を覚えて絶対にシンガロングしたい”PNM(Plus And Minus)”と、とりわけピックアップして書きたい”WTF(Went Too Far)”を含む3曲が収録されてます。

WTFについては先にも書いた通り、私にとってもこれがなければPenomecoを覚えていないだろうっていう位置付けの曲なんだけど、Penomecoにとってもとても大事な曲のようで。2018年に放送された「breakers」という番組では「ファイナル用に準備しているステージが一番見てほしい曲」と言っていたんだよな。文字通りファイナルステージでこの曲が披露され彼は優勝するのだけど、皮肉にもその後スランプに突入していくという。

実はこの時のステージアレンジと全く同じ曲が、今年4月の単独ライブの最後を飾る曲として使われていたのだけど、ライブを見た当時はシンプルにピアノ一本で始まるアレンジすごく良い、で終わっていたんですよね…breakersまだ見てなかったので。なので、単独ライブ後にあのアレンジがこの時のアレンジであると知って「アーーーーーーーーーTTTT」となった。スランプを乗り越え苦労してミニアルバムを完成させた1年間を総括するような2度目の単独ライブのあの位置に、何ならスラップのきっかけになった番組のファイナルで使った曲を、当時のアレンジのまま持ってきたことの意味や理由を推し量ってしまい、すごくこみ上げるものがあったんだよな。そんなWTF、breakersでの曲紹介の字幕には「20代で最も幸せだった時の感情を込めた曲」と。もうね、泣いちゃうこんなの。彼にとって大事な曲であることを知るには十分すぎる体験だったなぁ。

ちなみにこの記事の前半にも書いたんだけど*7、私がこの曲を初めて聞いた時に感じたのも「多幸感」なんですよね…目に見えない感情を確かに曲に乗せられる感性、そういうところだぞPenomeco、私が好きなのは。そんな曲のリリースが2017年にあったよということで、動画はその2018年放送のbreakersバージョンのWTFを。iTunesのリンクも懲りずにもう一度貼ります。

WTF (Went Too Far)

WTF (Went Too Far)

 

「HUNNIT」

HUNNIT

HUNNIT

SM Stationからの配信曲。この後にリリースされる”L.I.E”でも話される別れた彼女の事が歌詞に濃く出ているのだけど、めちゃくちゃ怒ってるんですよね…(それだけ好きだったんだな、というね)。友人が「Penomeco、あの感じ(オフステージだと穏やかでふわふわしてる印象)で激情の人というのがすごい」という話をしていて、本人の人間的な部分が曲に表れる圧倒的リアルさは、アイドル界隈では体感できないところなのだと思うなー。ちなみに、同じ年の2月にSoundCloud"No love"という曲が公開されているのですが、HUNNITは8月なので、おそらく前身の曲なのかと(曲自体は全く別物ではある)。HUNNITが「消えろよ俺の携帯から」に対してこちらは「俺の中に君はいない」なのも味わいが深い。

 

③2018年のPenomeco

この年のPenomeco、「breakers*8」をこなしながら海外公演したりしていた年で、めちゃくちゃ忙しかったりスランプになったりもしている。それを経て、年の瀬に激烈素晴らしいGardenっていうミニアルバムを出しているので、一皮むけた年になったのかと。SMTM6で十分に披露できなかったステージへの渇きは満たされたけど、競争は性に合わないというように、自分と徹底的に向き合うタイプなんだろうな…それを踏まえての2018年ということで、順番に。

「L.I.E(Prod.ZICO)」

ZICOをプロデュースに迎えた配信リリース。なれそめの所で既出なのでdingoのLIVE映像を貼っておく。HUNNITと同じく、別れた彼女の事が歌詞になっているんだけど、HUNNITと比べてほしいんですよね…割とストレートに感情を書いていたHUNNITから表現が変わる。もしかしたらプロデュースによるものかもしれないけれど、電話している片方側だけの話声と、電話を置いた後のため息が聞こえてきそうで、曲の雰囲気も相まって虚無な空気がすごい。いや実際虚無な空気だったんだろうなと思うんだよね…そしてその空気をきちんとパッケージにできるところね、そういうところだよPenomeco、私が好きなのは(二度目)。

「Good Morning(Feat. CAR,THE GARDEN)」

Good Morning (feat. CAR, THE GARDEN)

Good Morning (feat. CAR, THE GARDEN)

チルな雰囲気に加え、曲名である”Good Morning”から受ける初見の印象から心地の良い曲なんだろうと想像するのだけど、歌詞はそうでもない。これ、先に書いた”音楽ができなかった時”のPenomeco自身の話を自伝的に書いているもので、当時の事を消化する時の表現としてこの形とこの音色を選ぶことや、MVがオール日本ロケであることもなんだか意味を推し量ってしまう。その当時「しんどいな…」という気持ちの塊を自分自身の真横にそっと積み上げては自分で崩す作業をしていたのでは、と想像してしまうので(実際どうかは定かではない)、この曲を作る時、どう感情を消化していたんだろうな、とずっと気になっている。一部の歌詞置いておくので読んだ上で聞いてみてほしいなー。印象が随分変わると思う。

軍浦駅の前のファミマの店長さん

数か月分の滞った月給払ってくれ

考試院の部屋の滞った家賃が

俺の一日の原動力になった時

一日中口ばっかり動かしてる

元気にやってるだなんて真っ赤な嘘

Common problems and I knew that

別に珍しいことでもないってのは分かってた

弱々しかった足取り

Now I see

表現するのが苦手だった子供

ゆっくりと学んでいく間

I say that "good morning" yeah

 

この曲がリリースされたのと同じ年に「breakers」でアンサーソングを作ってステージで披露する、というミッションがあったのですが。Penomecoは元曲にこのGood Morningを選び、あの時の自分に対しての今の自分からのメッセージとして"Do Ma Thang"という曲を作ります。諸々を踏まえた上で聞くと結構くるものがあるので、セットで聞いてほしいんですよね…「音楽で食っていきたいなんて言える空気じゃなかったけどでも」という気持ちに対してのこれ、という意味で、曲調はもちろん歌詞も同じく結構くるものがある。「なあジホ、お前が言ったように苦労すんのはもう終わりだ」という名言もこの曲の中にあるので、和訳も置いておきますね。音色の選び方も、強目の花の香りがファーーっと吹き荒れるような華やかさがあるので、ParadiseのPenomecoパートが好きな人はたぶん好きだと思う。

「COCO BOTTLE」

こちらも既出なので、breakersのステージ動画を。この曲は2018年のPickupの記事で書いたこれに集約されるんだよな。APROさんによるトラックのセンスは言わずもがな、コーラヲタクにしか書けない歌詞も良いです。

COCO BOTTLE、キャッチーさは言わずもがなで、何が面白いかってトラックの音色と歌詞の乗せ方。コーラの栓を開け、グラスに氷をカランと入れ、注いでシュワーってなって、一口飲んで「ッアー!」ってするまでの音がイントロの後もずーっとあちこちにいて、注ぐ時のトゥクトゥクする音はそのまま歌詞にいる、みたいな。めちゃめちゃコーラ飲みたくなる。コーラのCMに使ってなかったなら今すぐにタイアップしてほしい。

これも「breakers」のミッションから生まれた曲であると、番組を見るまでは知らなかったんだけど、ドライブミュージックを作って!のミッションだと知って「?!」となった。Penomeco大のコーラ好きで、作業中も寝れない時もドライブの時もいつもコーラと一緒なので、ということのよう。マネージャーに「なんでそんなにコーラ好きなのよ?」と聞かれ、出会いからコーラの起源までペラペラ喋るところすごい好感度高かったので、yoonさんによる英語字幕動画置いておきます。

「Garden」

Garden - EP

Garden - EP

  • PENOMECO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥900

breakers後スランプに苛まれながらも仕上げた初のミニアルバム。このアルバムにまつわるインタビューがたくさん出ていて、友人が教えてくれたものを読み漁った。本当はSMTM6の後に発表しようと思っていたけれど、そのbreakersへの出演があったり色々あってこのタイミングになったこと、タイトル曲の"No.5"はそのSMTM6の後からずっと温めていて、完成までにかなり時間をかけたことなどが話されていて興味深かった。

そのNo.5に限らず収録曲として並ぶものはどれも独立した雰囲気を持っていて、同じ映像が浮かぶ曲は二つとないのが面白い*9。加えて、聴覚以外の感覚を刺激するような見せ方をしようと、このアルバムの収録曲には全て花があてがわれ、それをベースに調香して香水まで作ってしまったのもまた面白いポイントかと。私がこの記事で何度か書いている”目に見えない感情や空気を確かに乗せてくる”ものが”曲”以外になってきたな…でもPenomecoという人が取りうる表現方法としてめちゃめちゃ筋が通っているな…となった。店内全部が花であふれているカフェで、リリースイベントとして”Garden”の展示も開催され、結果的に聴覚・嗅覚・視覚・触覚に訴える作品になったのもまさにそれ、という感じ。(↓動画はその、展示イベントのレポート)

これまでもそうだけど、Penomecoのすごいところは、彼が表現したいものがまっすぐ受取手に届くところだと思うんだよな…その、まっすぐ届くような表現を選択するのがうまいというか。歌詞だけでどうにかするのではなく、歌唱力だけで全てを引っ張るということでもなく、感情の揺れをそのまま形にする最適な方法を認知できるの、表現者として強いなって思う。

それを裏付けるように、このミニアルバムでは感情が極端に振れたときのそれを整えてパッケージしたと言っていて、本当に本当に合点が行く(Okayのようなネガに振れていた時に作った曲もあるので、確かにとなる)。制作中不眠症になったりもしたようなんだけど(一時期なにを語るでもない深夜のインスタライブをよくやってたのはもしかしてこの頃では…となる)、その起伏ごと客観的にパッケージにしてしまえる冷静さみたいなのが垣間見えるんだよな。聞き手からするとそこも面白かったりする。HUNNITの時のあなた、あんなに感情をあらわにしていたじゃない?っていうね。表現が熟していく過程が堪らないなーとなる。

彼は自尊心がそんなに高くない自負があって、数字的な部分よりも価値的な部分で自尊心が上がって欲しい、という思いがある様子なのだけど。このミニアルバムを完成させる過程でそれもだいぶ上がったと言っていてそこも興味深かった。自分自身と向き合う時の肝は自尊心というか、どれだけ自己肯定できるか、みたいな所なんじゃないかと私は思っていて、ちょっとホッとしたというか。いやこれ本当に良いアルバムだと思うし、良いアルバムです!と本人に伝わるようにしていきたいよね。うん*10動画はNo.5のMVを。Crushも一緒に香りについての勉強をしたと言っていたな。良いMVだなー。

No.5 (feat. Crush)

No.5 (feat. Crush)

  • PENOMECO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

↓友人に教えてもらったインタビューで面白かったものをまとめておくので、興味があれば翻訳して読んでみてね。

 

④2019年のPenomeco

今年はまだPenomeco名義の曲のリリースがなく客演仕事が多かったのですが*11、5月7日に新曲のリリースが決まっています。先行して4月の単独ライブで披露されているのですが、過去イチかってくらいスローテンポで音数も少ないです。ティザーが出てるので最新の貼っておくね。

「영화 한 편 찍자(Movie)」(映画一本撮ろう)

ライブで見たあれが完成形なんだとしたら、ラップが完封されている曲になる…いや、入れてくると思うんだけど…。これまでの曲の歌詞でも度々登場する「映画」っていう単語がストレートに作品名に来たのはWTFが収録されている"Film"以来では。その名の通りティザーが既にショートムービーになっていて、舞台が日本の高校なんですよね。個人的には、PenomecoがMVで日本を出す時って何かしらのノスタルジーがキーワードになっている時という気がしてならないんだよな…それこそ日本で過ごしていた頃の何かを彷彿とさせるような何かがあるんじゃないかと想像してしまう。4人の登場人物は誰のことを指してるんだろう、とかね。もちろんどうかわからないけれど。ひとまず明日のリリース待ち。

→リリースされたので加筆。長くなったので記事分けました(5/12)

それともう一つ、ELO氏と一緒にまた曲を作っているようで、これもライブで先行披露されていたな。こっちは客演になるんだと思うんだけど、映画一本撮ろうに近いスローテンポのR&B(になるのかな…)で、Oh Iとは全然違う仕上がりになっていてめちゃくちゃ良かった。Penomeco今年はラップより歌の年なのかなーってなる*12

 

客演、自名義、ときてあと一つ…あわせて知っておいてほしいPenomecoの仕事があるので簡単に。

 

▼クレジットに登場するPenomeco

自分がパフォーマンスしたりはしないけど、クレジットに名前が残る仕事も増えてきているPenomeco(私はぺの仕事と呼んでいる)。「そこにも提供してんの?!」となるものがあってびっくりしたり、親交のある人が見えてきたりもするし、事務所のこともあるのか最近はSMドルへの提供が増えているのも面白いので、遡る形でいくつか紹介します。

「EXO - Tempo」(2018.11)

「Red Velvet - Taste」(2018.11)

Taste

Taste

どっちも作詞、ラップメイキングに参加。レドベルの方はあいりんお姉たまが「かわいいラップを書いてくれた」とVLIVEでもコメントくれるなど。Tasteの歌詞和訳こんな感じ、画像3枚目がラップパートにあたるのかと。

この和訳を読んで、Penomeco、もしかして設定を自分にインストールしてから制作するタイプなのでは…?となっているのですが真相やいかに。*13後日それぞれのグループからお礼のメッセージが届くなどして嬉しそうだったなー。(yoonさんによるPenomecoのインスタスクショお借りします)

→5/12加筆

日出演したスケッチブックでTempoのセルフカバーが…!自分で歌ったの初めてだそうで、いやラップパートのスイッチの入れ方よ…!となったので貼っておきますね…。ステージでパフォーマンスしながらラップするとして、とかそういうところも考えて歌詞書いたようで、インストール型〜!ってなった。

 

「CHANYEOL,SEHUN - We Young」(2018.9)

作詞!筆頭で名前が出てるということはそういうことかなーと思うので歌詞和訳貼っておきます。すべての若者たちに自分が望むものを見つけてほしい、って内容になっていて、Penomeco自身のことを重ねてウッ(´;ω;`)となるなど。

「Dindin - Alone」(2018.4)

Alone

Alone

Dindin、N-Soulと連名で作曲。N-SoulとはMa Fam、For youとデビュー間もない頃にも一緒に作業してるので親交が続いている、ということになるのかなー。

「SLEEPY - iD (Prod. GRAY) 」(2018.3)

ID

ID

GRAY、SLEEPYと連名で作曲。昨日のリリースでBIGONEに客演していてそのプロデュースもGRAYだったのだけど、ここで既にGRAYと一緒に仕事してた。iD大好きでリリース当時騒いでいたので、ぺの仕事…!とびっくりしているよね…

 「Block B - My zone」(2017.11)

作詞がZICOと連名だ…気付かなかった…!パート毎に書き手を分けたのか、相談しながら一緒に仕上げたのかどっちだろう…。Block Bの曲のクレジットにPenomecoがいるのはこれだけだったなー。

「Got7 - Boom x3」 (2016.9)

ガッセに提供してたんだ?!とびっくりしたよね…ジェク、BOYTOYと連名で作詞のみなのでラップメイキングの一部ってことになるんだろうか。どういう経路でこの話が来たんだろうな。

 

客演曲、自名義、クレジット、と追ってきまして、最後にこれを。

▼Penomecoの音楽的な背景や関心を追うなら

いつもPenomecoにまつわるあらゆるものを英訳をしてくれるyoonさんが、PenomecoのインスタライブやストーリーでキャッチしたBGMをまとめてくれているのです。彼の音楽的な背景や最近の関心の向き先はここを辿ると良いかもしれない。これ、めちゃくちゃ重要なリソースだと思うんだよな…Penomecoへの関心が高まったのならこれもあわせて辿ると理解が一歩二歩深まるかと。

 

 

 …いやーー、書いたなーーー。

 

Penomecoという人は、感情そのものを、五感に訴える最適な表現を駆使して、再現性高く伝えることのできる繊細な感性の人だと私は思っている……ってことは十分すぎる位書けたと思うのですが。そういう感性のPenomecoが作る曲は、K-POPを入り口に韓国の音楽を聴いている人がK-HiphopR&Bと言われるジャンルに間口を広げていくきっかけになれると思うんだよな。hiphopは表現の芯にある人だけれどそればかりアウトプットするタイプでもないですし。私の場合は別の曲がきっかけだったけど*14、「そういう曲に触れてこなかったしHiphopってなんか怖そう」って思っている人こそPenomecoを聞いてほしい。誰かの感性によって自分の世界が広がるのはとても楽しいので、一人でもこれをきっかけに聞いてくれる人がいて、その人にとって何か一つでも「良いなこれ」と思える曲があると嬉しいなぁと思います。

Penomeco、92年生まれなので遠くない未来に兵役に行ってしまうんですよね…今年はフェスへの出演がいくつか決定しているので、チャンスがあれば渡韓して、ぜひパフォーマンスもみてほしいなーっと。

 

18,000字近い文章を最後まで読んでくれたあなた、本当にありがとう…!Penomecoをどうかよろしくね…!

 

*1:Gardenのアー写。良い写真。

*2:独特すぎて伝わらない…

*3:そしてここでも例によってMVを見ていない

*4:何度か呟いたりもしているけど、私にとっては動画を見るという行為のハードルが高いので、MVをよく見よく聞くのは珍しい

*5:謎のSNSインフルエンサーイベントと、VISIONでのゲスト出演

*6:私がファンを名乗り出すのは作品の関心を経た後に人そのものに関心を持ってからなので、この時点で「私はぺのめこファンだ」とようやく自覚する。おそい。

*7:なれそめについての部分

*8:この番組、Penomecoという人を一つ深く理解する上で必修科目だと思うので、MnetSmartに加入している人は日本語字幕で全部見ましょう。そうじゃなければ英語字幕を付けてくれている素晴らしい方がいらっしゃるのでそれを見るのだ。

*9:意外とあるんだよ、似てるなと思う曲や、映像が浮かばない曲が並ぶこと。

*10:なので今それを伝える手紙を書いている

*11:記事前半で概ね触れてるので見てね

*12:でも客演でめちゃめちゃラップしてる

*13:関ジャニ安田さんが往年の推しなのですが、彼も曲を作る時に設定をインストールして作業するタイプなので、まさか同じなのでは…とブルブルしてる

*14:セウン氏のJUST U

UNLIMITED EDITION 10 が天国だった

いつの話だよ…って感じですが、帰国直後の荷ほどきインスタライブのアーカイブが残っていないので、記録のために改めて書きおこしをば。

2018年10月の下旬、いつものようにソウルに行きました。1週間弱滞在したのは過去最長だったな…目的はこれです。

 

 

UNLIMITED EDITION 10

 

2017年の初めくらいに、友人から「韓国の本屋さん事情が面白い」という話と一緒に「本の未来を探す旅 ソウル *1」という本を教えてもらってからというものの、すっかりハマってしまいまして。韓国に限らず、外国に行くたびに'独立系書店'という、いわゆる一般的な本屋とは違って個人ではじめる書店…つまり店主の選書にものすごく個性が出る小さい本屋さんや、本・ZINEの少部数刊行をしている人たちを調べては見て回っています。ZINE専門、ハードカバー写真集専門、ファッション誌専門、絵本専門、海外アーティストのアートブック専門、詩集専門、推理小説専門、猫専門…もちろん専門店でなくても、選書に特徴のある書店がたくさんあるので、お店自体に居るだけでもすごく楽しい。そこには店主のセンスで輸入された海外の本や、独立出版物と呼ばれる、個人で作る本がたくさん並んでいます。

UNLIMITED EDITIONはその独立出版物の即売会。作家・イラストレーター・独立系書店・デザインスタジオetcが一同に集まるイベントで、アートブックフェアというと分かりやすいかも。2018年で10回目の開催で、韓国はもちろん、台湾・香港・中国・タイ・オランダ・イギリス・アメリカ・日本etc、近所のアジアやヨーロッパからも参加している人たちがいてとても賑やか。ブース数は200近く(!)もあって、7号線中渓駅*2から徒歩数分の場所にある会場(The Buk Seoul Museum of Art)がすごい熱気だった。どんな感じだったかというと、こんな感じ。

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これオープン直後の様子なんだけど、時間が経ってもぜんぜん人が減らない…むしろ増える一方で「な、なんだこれは!」ってした。すごい。ちなみに入場するのに30分くらい並んだんだよ…すごいなほんと。

 

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写真に収まらなかった…。会場は1階ホール、1階はなれ、2階ホール、イベントスペースに分かれているんだけど、1階はなれは「International Section」となっていて、海外からの参加ブースが概ねまとめられていた。日本台湾タイタイ日本中国台湾オランダ日本香港日本イギリスUSA、みたいにブースがぐるっと壁沿いに並んでて、それが韓国で開催されているアートブックフェアの様子ってだけでもう楽しい。このフロアだけ、標準語が英語みたいになっていてそれも面白かったな。

それ以外のホールは特にジャンル分けされている様子もなくひたすらごちゃっっとブースが密集していて、それも良かった。雑多に並んでて隣が全く交わらないジャンルのブースだと、どんなブースが来るか予想ができなくて楽しい。飲食ブースみたいなのはなく、会場に併設されているカフェでご飯を食べるか、会場の裏にアウトレットモールがあるので、そこまで行って休むか、という感じ。なんせ入場料無料、出入り自由だもんね。ありがたい。

 

ブース数200っていうとちょっとひるむけど、会場に行ってみると意外と全部回りきれる数だなと感じたので、回ったよ全部。細かいお目当なんて2つ3つくらいしか決めてられなくて、見てピンときたものを買おう、と決めていたので、結局何周したんだろう…4時間強位ずっとぐるぐるしてた気がする…。ここからは実際にお買い物をしたブースの紹介をば。

 

・ORDINARY PEOPLE

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学生の時からの付き合いのメンバーで作ったORDINARY PEOPLEは少人数のデザインスタジオ。SMエンタのイヤーブックがきっかけで知ったデザインスタジオなんだけど*3、普段はクライアントワークをやりつつ*4、何か自分たちで作りたい、とはじめたのが、2015年から2年毎に製作される365日全絵柄がちがう日めくりグラフィックカレンダー。その2019年版の販売初日がこのイベント!ということで、買うぞ!!と意気込んで足を運んだのだった。後日このカレンダーの展示が都内に巡回に来てくれて、製作裏話なんかも本人達から聞けて嬉しかった。365枚をスタジオメンバー4人だけで作っていて、初年度は本当にしんどくて二度とやらないと心に誓ってたんだってw 気づいたら今回で3回、し褒められて嬉しかった記憶は残り、しんどかった記憶は消えていき…と言っていて「わかる」となった。

私は小さいサイズを買ったのだけど、韓国ではA4くらいの大きなサイズが日めくりカレンダーの一般的なサイズと知って驚き。めくったカレンダー、捨てるのもったいなくてどうしようってなるので、大きいサイズを買って後から貼ったりしても良かったかなー。東京で話した時に「良かったらスタジオに遊びにおいでよ!」と言っていただいたので、私は間に受けて遊びに行く気満々なのである。

 

・KIOSKKIOSK PENCILKIOSK

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KIOSKKIOSKそのものはセレクトショップなんだけど、ペンシルキオスクの方は名前の通り、PENに関するあれこれをテーマにZINEやグッズを展開している、なんだろう、プロジェクトなのかな…。私は以前、Book Society*5っていうZINEに強い本屋で’Pencil Testing’っていう、数10本の鉛筆の筆跡がひたすらに記録されたZINEを買った事があって、「あのZINEのとこだ!」となった。同じZINEも売っていて、その横にTestingした鉛筆が売られていてなるほど。ここではカレンダーを購入。次ソウル行く時はセレクトショップにも行ってみよう。

 

・YETI

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鮮やかな色の印刷がきれいで、わーと思って近くで見たら全部猫だ…!YEJI YUNさんが実際に飼っている猫(MAMOO)のようで、ポストカードや既刊、グラスもあったな。どれもPOPでめちゃくちゃかわいい。本業はイラストレーターで、猫以外にも色々書いているみたい。

買った新刊、奥付を見たら72/365と記載が。どこで印刷したのかなーと思って奥付見たら、KNUST PRESSのEXTRAPOOL,Netherland…え、オランダ?!遡ったらオランダまで行っている投稿があった…まじか。そのオランダのKNUST PRESS*6も今回出展してたことにこの記事を書きながら気がついて「うわー!」となった。立ち寄ってはいたけどお買い物してなかったな…しとくんだった…

こういうイベントの良い点、出展者同士でどんどん繋がっていくところなので、きっと別の人とKNUST PRESSも新しく繋がったんだろうなー。↓のストーリーアーカイブでさっきの本が印刷されている様子も見れるよ。

KNUST PRESSブースはこんな感じ。並んでるZINEどれもかわいかったよ!

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・INDEPENDENT TYPE DESIGNER EDITION 

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 強めの書体に引き寄せられ、バッチ、ポストカード、ステッカーのセットを購入。ラベルには書体デザインをしたデザイナーとフォントの名前が。ハングル、英語と似てデザインする書体のパターンが少ないから、フォント作るの逆に頭を使いそうだな…。

INDEPENDENT TYPE DESIGNER EDITIONはその名の通り世界で活躍する書体デザイナーによるユニットで、各々がデザインした書体を使って印刷物を作ったりグッズを作ったりしてる。UE10の紹介ページ見たら、ほとんどのデザイナーが韓国の大学を卒業した後ヨーロッパでがっつり勉強していて唸った。ユニットとしてのアカウントはないので、私が買ったグッズの書体をデザインした方のものを。

http://minjooham.com

 

・SEOL DONGJU

旅先でスケッチしたイラストをZINEにしている人(本業はなんだろうなぁ…)。面白いのはその素材になった風景をポストカードにして、ZINEに挟み込んでいるというところ。誌面にしちゃうんじゃなくて、「挟む」って行為が旅行っぽくて良かった。パスポートには搭乗券、行った美術館のパンフレットには入場券はさんだりするじゃない?あのノリなんだよな。

私はニューヨークを買ったんだけど、東京、ソウル、もう一つ、韓国のなんてとこだったかな…場所を忘れちゃった…それぞれ同じフォーマットじゃなく、ZINEのサイズも、一緒にパッケージされているものも違っていてどれを買うか迷ったなー。ネームカードにはその場で型押しタイプのスタンプを押してくれた。かわいい。インスタにはニューヨーク旅行のストリーがどっさりアーカイブされているので、手元にあるZINEと見比べたいなー。

 

・Bridge Ship House

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ブリッジさん出展するのは事前に知ってて、大阪の個展いけなかったので新刊ほちい!となり2階上がって一直線にブースに行ったよ!サイン入れてもらって、カレンダーもお買い上げした。

せっかくなのでゆっくり話をしたんだけど、SHINee案件は過去このイベントに出展している時に声をかけてもらったことがきっかけだったと聞いて、発注する側のアンテナの張り方なるほど…見方を変えれば、めちゃくちゃ鮮度の高い見本市ってことだもんな…となったのだった。学びが多い。ブリッジさんは帰国後、年末に新宿のミニ展示でまた会えてUEの時のーって話もできて嬉しかったです。

BRIDGE SHIP HOUSE official

 

・SUPERSALADSTUFF AND PENPALS

 SUPERSALADSTUFFとPENPALSというユニットの合同出展、ということになるのかな…SUPERSALADSTUFFは母体で、その中の人がsuper_salad(Haeri Chung)さん。PENPALSの方は日本人(KeyBoy・ShiShi Yamazaki)のユニット。日本で買った「KNOT(ver.2)」っていう、紐の結び方を紹介しているZINE*7と同じものがブースに並んでいて「あー!これは私のお気に入りのやーーーつ!!!」ってなった(2度目)。リソグラフの鮮やかな蛍光色の印刷物好きなんですよね…このZINE大好きなので、中の人に会えてめちゃくちゃ嬉しかった。その気持ちを伝えたら「いい話だ…!」ってなって写真撮ったりした笑

ここではsuper_saladとPENPALSのKEY BOYが文通した内容をそのまま収録した本を買った。お互いが相手の母国語でハガキのやり取りをするもので、個人情報以外全部載っているんだけど、書かれた文書に対しての文法の補足?ダメだし?が添えてあってめちゃくちゃ面白かった。アイスやお菓子のパッケージをカットしてポストカード代わりにしててそれも良い。ほら、FREITAGもトラックの幌をカットして作ってるわけでさ、通じるものがあるよね。ポストカードの絵柄を眺めるだけでもふふっとなるな。うん、これは良い本。おまけでそのポストカードが付いてきて嬉しかった。

https://cargocollective.com/super_salad

 

・PRESS ROOM

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デザイナーYang Jieunさんが運営する出版/デザイングループ。「RC」っていう小さい本とステッカーセットを2つ買った。RCってRubberConesの略なんだけど、これが何かって言うと、フランス・日本・オランダ・韓国・スペイン・スイス・アラブ・イギリスで撮った、三角ポールの写真集…ニッチ…!三角ポールの比較とかしたことある??ないよ!!買いだろこれは!!w っていうテンションだった。

ステッカーセットは、OpenRecentGraphicDesignっていう、グラフィックデザインアーカイブを通してデザインに関する批評議論をするためのプラットフォーム発のもので、PRESS ROOMはこれに企画として関わっている、ということみたい。活動が人それぞれ様々で面白いなー。

 

TOTOTATATU

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STATIONからリリースされたYESEOのデジタルシングル(Privacy)のジャケットイラストを描いていたイラストレータSeo Youngさんが、新刊「Universal Pizza Club」出すよ!って言うてる告知を見かけて。ユニバーサルピッツァクラブってなにww ってなるじゃない(褒めてる)?単語が強いし、イラストも強い。描きたいものをひたすらに描いて詰め込んだって言ってるだけあって、発表されるイラストはとても自由で、何なら毒っ気もちょっと感じてとっても良い。お化けとか人魚と一緒にピザ食べてるのかわいかったなー。

 

・6699press

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デザイナーのイ・ジェヨンさんが運営する一人出版社だそうで、デザイナーの役割を考えつつ、既存の出版社ではできないことをしようとして始めたんだって。私は日本のある本屋さん*8に教えてもらった韓国の銭湯の写真集がきっかけでここを知ったんだけど、この日もその本を売るぞ!!という気合いの入ったブース展開を見せていて好感度がとても高い。ジェヨンさんの人柄もよく、何度も来ては買うか悩んでいる私を見て、NGだったクレジットカード払いを別のお店に協力してもらってまでOKにしてくれたの…やさしい…。その男義に「そこまでしてくれるなんて!!買います!!」と、見事に陥落した私、このイベントで一番重たい本を買うこととなったのだった。

他にも、手ぬぐいやうちわ、メッシュバック、それと、韓国の銭湯で実際に使われていた靴箱の鍵がキーチェーンになって売ってて、これは銭湯で展開するべきでは…?となったし、ここまでやるとなると確かに、既成の出版社ができることではないよな、という。日本では温泉のマークだけど、韓国だと銭湯のマーク、ってことなのかしら。鍵、日本の同じタイプのものより一回り大きかったよ!

 

・PLUTOSHIN

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色々なブースを見ていて、どんなに大きくてもA4がいいところなサイズ展開の中、群を抜いて大きく、群を抜いてお値段のする(50000Wだったかな…)ZINEが売られていたのがここ。遠巻きに見たら、真っ黒な誌面に機械的なパターンがそれはそれは美しく印刷されていて、これはなんだろう…と興味本位で手にとってみたんですよね。そしたらびっくり。これ、夜の高層ビルの窓明かりだ…!幾つかのそれを合成して作品にしてるんだ…!うわーうわーとなって写真集のタイトルを見たら「Urban Astoronomy」…セ、センス!!!!買います!!!!と、一番高い熱量で買った本。夜の高層ビルの窓明りに宇宙を見つけるって、なんつーセンスなんだ…すごいな…

Shin Byeong-gonさんは空間と都市をモチーフに、写真を素材にした作品を作ってる。本業はフォトグラファー。Urban AstoronomyはURBAN TRILOGYっていうシリーズのうちの1つで、他にもDifferentiation、Telemeticsがある。どれもマンションや高層ビルの壁面や窓の写真が素材になっているんだけど、アプローチがめちゃくちゃ理系で面白いので、是非インスタ見て欲しいなー。

 

・APERTURE BROUGHT ME HERE 

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International Sectionにいたタイからのブースのうちの一つ。2018年6月にバンコクに行っていたので、良い熱量のままタイの方と話ができてよかったなー。彼はタイだけじゃなくアジアのアートブックを点々と渡り歩いていて、自分が参加したアートブックフェアで次の繋がりを得るんだって。今回も中国から出展している人と話せて、そこに出展することが決まったって言ってたと思ったな。そういうバイタリティ大事にしていきたい。

ここでは「Repeat Repeat」っていう豆本を買った。タイの風景の中にある「繰り返し」のモチーフを切り取った豆本で、スタジアムの椅子、大量のスプレー缶が置いてある様、工事用具が入っていた空ケースが重なっている側面…バンコクの都市部のカオスにも整然とした”パターン”があるんだなーと思うと、対比が面白かった。上海のアートブックでまた会えるかな?会えるといいなー。

[ ตั้ม ] Wuthipol Uj.

タイからはもう1組参加していたんだけど、こことは対象的にかわいらしい作品が多くてそれも興味深くて、振り幅がすごいな…となった。韓国のクリエイティブと言ったらこういう感じ、というようなまとめ、タイにおいては自分の中で全然確立できてないので、もう少したくさん量を見たいなー。

 

BANANAFISH BOOKS

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このイベントで唯一(だったと思ったんだけどな…違ったらごめん)の中国からの参加。上海を拠点にするアーティストブックの出版社で、イベントや展示のキュレーションもやるし、ZINEの発行のお手伝いもする。私がずっと五月は中国に行くと言っているのはここが主催するUNFOLD2019っていう、上海のアートブックフェアに遊びに行くからです。ブースにいた彼女は英語が堪能で、このイベントが気になると言ったら最後の一枚だったフライヤーをくれた。

私が手に取ったZINEは服部一成さんによるもので、買った当時は「誰だ…聞いたことある…」と、記憶がぼんやりしてたのだけど、調べてたら「あ!あー!え、この人ZINE出してるの?!」となったのだった。このZINEはこのBANANAFISHが発行していて、200部限定のよう。ストライプだけでひたすら旗を描いていくZINEで、リソグラフの蛍光色と相まって目がチカチカしちゃう。

個人的に気になるのは検閲なんですよね…書籍は必ず入るんだと思うんだけど、ZINEってどうなんだろう…治外法権なのかな…もう少し聞いてくればよかったけど、諸々は5月にわかるってことで。

http://a-perfect-book-for-bananafish.com

 

・SUMMER FOREST*

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作家の方がとにかくずっとお客さんと話していて、ずっと人だかりができていたなー。平壌に関する本を並べていて、私は平壌のプールのポストカードセットを買った。レトロで昭和感漂うプールの写真、趣が深くてよかった。いやー、言葉が分かれば、これを作ると決めた経緯とか、実際にどうやって作ったのかとか色々聞けるんだけどなぁ。

ポポタムのブースに遊びにいったときに店主と雑談がてら今回のトレンドの話を聞いたのだけど、北朝鮮をテーマにした本をよく見かけた、と言っていた。こういうところにも政治の影響があるのか、なるほど。

 

ふーーー。抜けてるところもありそうだけど、これ以外にも、日本や韓国で少しずつ買いためたZINEや雑誌が置いてあるブースに何度も出会って、その度に「あぁこれ持ってる…!あなたが中の人だったのね…!」っていう気持ちになれて本当に幸せだった。シリーズのものは続刊があったりするわけですよ、キリがないのよ…。ものすごいアドレナリンが出ていたので、数時間で300,000ウォン*9を溶かしたのだけど、これでも自制した方なのよね…スーツケース小さくして置いて良かった…。紹介できてないブースがまだあと10以上あるので、どこかで改めて話ができるといいなー。

 

ぐるぐると会場を回っていると気づきもあって、どんなトーンのイラストが多いのか、どんなテーマの本が多いのか、韓国のトレンドとそれ以外の国のトレンドはどうちがうのか、とか、色々。先にも書いたけど、今回は北朝鮮をテーマにしたZINEや本が多かったようで、それもトレンドよねと。毎年通うことでの気づきもあるんだよな。それは2019年以降にまた書きたい。

どのブースも総じて熱量が高いのだけど、これから活躍するだろう作家やユニットの青田買いをする場所としてもめちゃめちゃ機能してる。Bridgeさんから聞いた話に通じるところもあるのだけど、今この場で目にした物が琴線に触れるか触れないかで判断して仕事の話になるの、素直で良いなぁって思う。独立系書店やリトルプレスとして出展している所も、自分たちの本やグッズはもちろん、今一番並べたい本を並べているわけでさ。私は単に元々ビジュアルブックが好きで、この界隈に関心があってきているだけなんだけど、見つけたくて来てる人にとっても良い場所なんだなーと思ったのだった。

 

……いつまでも書き続けてしまうので、最後にこのイベントの一番重要な出展者の紹介(ブースの写真を撮っていなかった…)をしてこの記事を締めることにします。 

 

・YOUR MIND

ホンデからバスで10分くらい行ったところにひっそりとある、THANKS BOOKSと並んで独立系書店/リトルプレスの双璧をなすお店。入れ替わりの早い界隈だけど、今年の5月で開店9年経つの本当にすごい。ここの店主のイロさんが、UNLIMITED EDITIONの主催者。お店では独立出版物だけを扱っていて、読み物も見て楽しめるものも充実しているので、ぜひお店に行って見てほしいです。猫もいるよ🐱

イロさん、81年生まれだったかな…私と歳が近いんですよね。冒頭で紹介した本「本の未来を探す旅 ソウル」でもがっつり紹介されているので、良かったら読んで見てほしいなー。

 

UNLIMITED EDITION、ソウルファッションウィークとも会期が被りやすい*10ので、色々なカルチャーに触れる良い機会だと思うの。例年通りなら3月くらいに日程がでるので、興味を持ってくれた人はぜひ行きましょう!私もまた行きます\\ ٩( 'ω' )و ////

 

http://unlimited-edition.org

 

 

*1:去年の初冬に台湾版も発売になった

*2:ソウル駅から1時間位

*3:彼らが2015年版の装丁を手がけていて、ポートフォリオが検索でヒットした

*4:MBCのグラフィックアイデンティティや、SEVENTEENのIDEAL CUTソウルコンでのキービジュアルを手がけたのも彼ら

*5:https://www.instagram.com/tbs_book_society/

*6:http://www.knustpress.nl

*7:https://cargocollective.com/super_salad/KNOT-Ver-2

*8:目白のポポタム。今回のイベントにも出展してる、知る人ぞ知る日本の本屋さん。お世話になってる。

*9:日本円で3万円くらい

*10:10月中頃開催が多い

K-POP2年生が2018年に良く聴いた曲ピックアップ

CALL! CALL! CALL!のバイクの車種の特定にお熱をあげ、じぶんのツイートを7割ほどまとめたところで下書きを残したまま力尽き、まぁまぁな時間が経ちました。本当に時間が過ぎるのが早い…

 

音速で終わろうとしている2018年ですが、たぶん過去イチ知らない曲を'聴き続け'た一年だったと思います。色々聞きたいけどとにかく検索のために慣れないハングルを入力するのが面倒でしかたなかったので、探すんじゃなくて機械的に聞くルーチンの中でお気に入りを拾うやり方に変えた…そのおかげでなかなかに気づきの多い一年となりました。

ちなみに今年、製作陣やアーティスト公式アカウントから放たれるプレビューを流し見した程度で、MVは殆ど見ていません。勿体無いか、勿体無いよね。でも量を聞くぞという気持ちで1年過ごして、曲を聴いて絵が浮かぶかどうかを楽しんだところもあるのでこれはこれかなーと。来年はもっと見ようと思います。

 

そんなわけで、今年は少しずつApple Musicでお気に入りのプレイリストを作…ってたんですけど、ちょいちょい無い曲があり、「あぁん?!」となってプレイリスト作りは頓挫しました…melonは生きてるのでもうそっちで見て…

 

2年目もランキング付けをするのではなくて、印象に残った曲とか特定のシチュエーションでグッときた曲をメモしていきますー。

 

▼姐さん呼び待った無しの2人

QUIET DOWN - SAAY

QUIET DOWN

QUIET DOWN

SAAYの曲はどれも音の流れのうねりがすごい。トラックが分厚いというか、この分厚さにペラッペラの声だと曲に負けてしまうんだけど、SAAYの声はそれ負けずにめちゃめちゃ強くて分厚いので、曲が'壁'!って感じがする(?)。本当に隙がなくて、「どこから喧嘩を売ってもメンチ切られて終了、喧嘩にすらならない」みたいな強さが、SAAYにはあるのだよ。ほんと、姐さん呼び待った無し。

姐さんは今年出したclaassicってアルバムがめちゃめちゃ良かった。Encoreは強い姐さんだし、JAAMはサビでトラックがガンガンねじれていくのが最高に癖になる。VODKA&LEMON SHOTとか、曲名だけでも姐さんみがある。2019年、絶対生で見たい人の一人。

ENCORE

ENCORE

JAAM

JAAM

CLAASSIC

CLAASSIC

 

Damn - YESEO

Damn

Damn

  • YESEO
  • エレクトロニック
  • ¥250

SM STATIONでリリースしたPrivacyがきっかけで名前を覚えたYESEO。SAAYで取り上げた曲が凹凸の凸だとしたら、この曲は2018年イチ凹というか、気持ち良い位、ものすごい奥の奥の底の方までストーーーンと落ちていける。日差しとかそういうのが何にも届かない、暗くて目を開けても何も見えない、手探りでひんやりした地べたを探ってもちょっと湿ってることくらいしかわからないような…連想させる時間としては深夜以外ない感じ。

気持ちを鎮めたい時とか、集中したい時とか、自分に籠りたい時によく聞いたな。リリースは7月だったんだけど、聞くだけで体感温度が何度か下がるので、真夏の夜に聞くのがおすすめ。

 

▼バブルの匂いがプンプンする曲

Moonlight - NeonPunch

Moonlight

Moonlight

グループ名も去ることながら、曲からもネオンとディスコとミラーボールと、あと扇子wが舞い踊る絵がバシバシきてる。間奏のところだって、絶対にフロアの照明消えてチカチカ光るあのライトだけになるでしょww 加えてサビの「おーるあいにーじゅーあいにーじゅー」のキャッチーさ、完全に脳内に刷り込みにきてる。

どう切り取ってもカロリーが高いので話すと笑いにしがちなんだけど、めちゃくちゃクラブ映えする良曲だと思うので、何度か大きな音で聞くことができて嬉しかったなー。

 

▼フロアで聞きたい・聞けて嬉しかった曲

ある程度の量を聞き続ける中で、'少し早いテンポ'で'音数が少ない'曲は刺さりやすい、っていう自分なりのセオリーに気づけたのだけど、おそらくそれに則っているだろうお気に入りを幾つか。どれもフロア映えするので大きい音で聞きたい。

NIRVANA(feat.PARK JIMIN) - Ravi

NIRVANA (feat. PARK JIMIN)

NIRVANA (feat. PARK JIMIN)

  • Ravi
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

「しゃ、シャンデリアと大粒のダイヤと黒い革のソファとミンクのコートを着た美女だ…かっこいい…」となった曲(?)。ギラギラしてるわけでもないし、ラグジュアリーって単語とも違うし、なんて言うんだろうな…すごく高くて度数高めのお酒が出てきそうな…(??)。低い天井から生えるものすごい存在感の特大シャンデリアを背負いながら、煽るように下からゆっくり回されるカメラに向かってラップするRaviくんに、スってカットインするPARK JIMIN、最高にいい女だな…!って絵を勝手に作ってハァーーってしてたんだけど、MV全然違くて笑った(こういう事が今年何度もある)。私のヒップホップに対するイメージどんだけ治安悪めなんだろう…改めますね…。サビに向かってビートが増えて加速していくのも気持ち良いし、何度かフロアで聴けて嬉しかった。

RaviくんがVIXXの人だとこの時の私は知らず、この人桃源境してたの?!とびっくりしたのだった。

 

Wang Like Alexander (feat. GRAY) - Hash Swan

Wang Like Alexander (feat. GRAY)

Wang Like Alexander (feat. GRAY)

  • Hash Swan
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

開口一言目の「난 알렉산더처럼」がどちゃくそかっこよくて「ハーーーー?!」ってなりながら延々と聞いた。へしゅ、これをきっかけに遡って聞いたけど、音数というか、音色をしぼりがちで、隙間のある曲が好きな私はどの曲もわりと刺さりやすい。ma$Himaroとかもイントロ終わって音が分厚くなって、へしゅのラップのところでスッと厚みが引く展開、すごいかっこいい(すごいかっこいい)。でもその中でもWang Like Alexanderは別格中の別格だ…。 

後に出てくるPenomeco然り、どうやら私は鼻にかかった声がどうやら好きみたい。舌ったらずかと思ったらキレッキレのラップが飛んでくると「うわぁ!!」ってなる。言葉のはめ方の気持ちよさはリズム楽器と同じなんだな、っていう、元々ドラマーを長年押している身としては納得感の強い気づきがあって、いよいよこの界隈への踏み込み方を強くするのだった。ていうか、去年来てたのか…言って…???見たかった……😭

GRAYが絡む曲は私にとってそこそこ打率が良くて、SleepyのIDも良く聞いたな。オープンカーで夜の高速を飛ばしたくなる気持ち良さ。今年GRAY名義でリリースあったのかな…あんまり見かけてない気がする…

ID

ID

 

Money Talks (feat. Leellamarz) - FR:EDEN

Money Talks (feat. Leellamarz)

Money Talks (feat. Leellamarz)

  • Fr:Eden
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

そのクラブにあるミラーボール全部もってこい!!ってくらい、きらめきがすごい。いや、Money Talksって曲名な位なので、歌詞にも「Dollar Dollar Bill yo」とか「Money on my mind everyday」とか真っ直ぐな言葉がたくさん出てくるんだけど、本当にすごいの、きらめきが。オフホワイトにパールやスワロフスキーびっしりのオープンカーに乗ってシャンパンタワーにつっこんだりしちゃうようなきらめき…(?)リリース時期通り、まさに年末だー!って感じ。Tonightも地続きのきらめきで良かったし、アルバム全体的にきらめいててとても好き(きらめきって言いたいbot)。

Tonight

Tonight

  • Fr:Eden
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

そんなに意識してなかったんだけど、FR:EDEN今年たくさんリリースしてたのね…リリースする時期によってその時に聞きたい、って曲を出してくれる印象なので、お気に入りリストにも頻出してた。中でも2月に出したこれが、冬の夜暖炉の前で聞いて安眠できる曲だなって思って、そろそろ聞きたい季節がきたな、ってなるな。

If You Can't Fall Asleep

If You Can't Fall Asleep

 

▼たった四文字のフレーズですごい爪痕を残した曲

OSAKA (Feat.ZICO) - ELO

OSAKA (feat. ZICO) [From GRADATION, Vol. 4]

OSAKA (feat. ZICO) [From GRADATION, Vol. 4]

  • ELO
  • R&B/ソウル
  • ¥250

イントロ3秒と出だしの「オォサカアァァァァ」を聞いたらもう忘れられない。法善寺横丁の始発前の空気をどうしておまえが知ってるんだ?!ってなる。もちろん法善寺横丁の始発前の空気ではないんだけど(ただ道頓堀には近い)、「オォサカアァァァァ」の入りでクスクスする段階で止まってる人、これ歌詞を頭に入れて聞くと死角から右ストレートをガーンとくらう事になるからさ…気をつけてホント…。ELOがキレイな声で歌うパートももちろん、ZICOのキレのよいラップパートの歌詞が、トラックの空気と相まってまさに'慕情'とか'哀愁'って言葉そのもので「ギエエエェエ」ってなる。日本人が聞いて一番耳に残るところらへんの和訳抜粋と記事リンクも置いておきますね…

聞こえないな 大きい声で言えよ
what?
突然そんなのありかよ
馬鹿げてるけど どうしようもないだろ
お前は悪くないから
いきなり一人旅するはめになったな
Shit 
ふわふわ浮いてる自分を拉致して 
ホテルの部屋に放り込む
Suite Roomで 時差もないのに なかなか眠れない
道頓堀、酒を一杯ずつ
心斎橋、ショッピング一回り
ああもう 意味ないな
美味しい店よりお前と食べる出前がいい

ELOはGraduationっていうシリーズを、今年の5月中頃から4週連続リリースしてて、OSAKAはそのvol.4にあたる。vol.1の、Penomecoを客演に迎えたOh Iも良い。こっちはビートが強めで、叫ぶように歌ってるのが印象深い。慕情というより葛藤みたいな印象だけど歌詞の真相やいかに。

Oh I (feat. PENOMECO)

Oh I (feat. PENOMECO)

  • ELO
  • R&B/ソウル
  • ¥250

 

▼イントロがめちゃめちゃ仕事してた曲

fromis_9 - Close To You

Close To You

Close To You

これ、この後にThink of Youっていう曲を控えた、アルバム全体のイントロにあたる曲なんだけど、まぁまず聞いて。歌ってないわけじゃないと思うんだけど、朗読してるとも違う。メロディがあるようなないような、トラックに合わせているような、いやトラック'が'合わせているような…。韓国語が分からない私は何喋ってるのかさっぱりわからないのだけど、声のトーンから察するに決して悲しい事は言っていないし、きっと「これから私は」的な詞を読んでいるに違いない。繰り返すけど私は韓国語がわからない、わからないんだけど、トラックがそう言ってるだよな…。言葉がわからなくてもトラックが聞く側の気持ちを盛り上げてくれるし、朗読してるはずが何だか歌ってるように聞こえてくる。

これ結構すごいことだと思っていて、このおかげか、はじめ「これ…は…?」と戸惑っていたはずなのに、最後にドアをそっと開ける(閉じる?)音を聞く頃には『これから私は…新しい世界に行くの…!見てて…!』って言ってドアの向こうに走っていく女の子に「いってらっしゃい!!」ってする気持ちになるんだよ…わかる?この、楽曲の世界に引っ張り込む力の強さ。そこからのThink of Youが最っっっ高に引き立つんだよ…!

Think of You

Think of You

いやー、イントロとしての大役をこんなに果たしてる曲に出会ったことがなかった。すごいよ、本当にすごい。To. Dayっていうアルバムで圧倒的に重要な曲は間違いなくこのClose To Youっていうイントロ曲と、そこからのThank of Youで、この二曲がアルバムの世界をバチっと固めてる。そのThink of Youに続くタイトル曲もとてもかわいくてキャッチーで、MVもまさにイントロでくぐったあの扉の向こう、みたいな感じで良かったなー。

ちなみにClose To You、LiarLiarでどなたかがまさかの原曲のままかけてて「マジ?!??!!!!!?!」ってなったんだよな…その瞬間の私がこちらです。沸いたオブザイヤー。フロアで聞くClose To You最高だった。あはは。

 

▼「これは絵コンテおこせるわ」となった曲

私が好きになる曲の傾向の1つに、聞いて絵が広がるもの、っていうのがあるんです。「これは夜の高速だな、多分横浜あたりで、ちょっとむしゃくしゃしてる」とか「真っピンクの部屋で白いハットかぶってステップ踏んでる絵が見える」とか「芝生で昼寝してたらよその犬にお腹ふまれて起こされるやつじゃん」とか。そういう、MVと全然関係なく勝手に絵が動いた曲の中でもこれは全編絵コンテが起こせるぞ、となったものを。2つほど。

LAY - 夢不落雨林

夢不落雨林

夢不落雨林

  • LAY
  • マンドポップ
  • ¥250

これ中国リリースのアルバムなんだけど、いやーー、曲名に使われている字面と曲聞いた時に浮かぶ絵が寸分の狂いもないってすごくない?完全にどこの国ともわからない密林で迷う音がするし、絶対に変な色した怪鳥が鳴いてる。見たことの無い部族に手招きされるがままについて行って、2度と元の場所には戻れない、ここは夢か現か、みたいな香りがプンプンする。そうだな、全体的にお香焚いてる感じがするな、このアルバム。私は中国語はさっぱりわからないのだけど、夢/不/落/雨/林の一文字ずつがどれも音色そのものだし、ジャケットの色使いもバチッとはまってるし、すごい感性だなと思ったのをよく覚えてる。(そしてこれを書いてる時に初めてMVを見たのだけど、全然違っててウケるw)

これ、なんならアルバムの他の曲も概ねこんな感じで、これとかもすごい。そんな中に混ざって'麻婆豆腐'って曲もあるから「はぁ?!」ってなる。

催眠術

催眠術

  • LAY
  • マンドポップ
  • ¥250

香水

香水

  • LAY
  • マンドポップ
  • ¥250

麻婆豆腐

麻婆豆腐

  • LAY
  • マンドポップ
  • ¥250

LAYくん、去年聞いたこれもすごく良かったんだよな。パッケージされてる世界がだいぶ近代的というか、なんていうか'硬くて無機質'なので聞き比べると楽しいと思う。次がこんなに有機的なアルバムだと思わなかったので、そのギャップも面白かった。I'm the lead sheep of Chinaではじまる世界ほんと強い。

LAY 02 SHEEP

LAY 02 SHEEP

  • LAY
  • マンドポップ
  • ¥1500

ちなみに、夢不落雨林と同じように、熱帯雨林で変な鳥が鳴いてるタイプの曲(?)だとHanhaeのOrganic Lifeがスマッシュヒットだった。Hanhaeはこの後にリリースした曲もどこか有機的でとても好きだったなぁ。

Hanhae、もう少し後にPeakboyの曲で客演してて、それも軽快で良かったな。

Birthday (feat. Hanhae)

Birthday (feat. Hanhae)

すごく余談だけど、この、熱帯雨林で変な鳥が鳴いてる系が琴線に触れる人は、騙されたと思ってGRAPEVINEのこれも聞いて見てほしいなぁ。夢不落雨林とはまた別のタイプの熱帯雨林のスコール明けが体感できるよ。

Big tree song

Big tree song

 

熱帯雨林の話がすぎた…もう1つは打って変わって屋内の話。

JONGHYUN - #Hashtag

#Hashtag

#Hashtag

冒頭から定期的に鳴っているジリリッていう短いベルの音が、私にははじめからずっと、古いホテルのエレベーターが出発するベルの音に聞こえていて。エレベーターボーイに扮したジョンヒョンが、夜勤の間、少し奇妙なホテルのお客様のルームサービスに行ったり来たりするMVがブワーーーーッと出来上がった曲だった。

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ホテルのお客様には上半身がカエルの人もいれば、美人なのに顔が2つ生えてる人もいて、膝下くらいの背丈の小太りで朗らかな紳士もいれば、あれあなたはミンホゥによく似てる…?みたいな人も。

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深夜から突然泊まりに来るめんどうな客を部屋に案内し、ある部屋では猫足のバスタブから漏れるシャボン玉のような水滴に包まれて溺れている人を助け、ある部屋ではテレビが映らないと癇癪をあげてたらテレビに閉じ込められてしまった人をなだめ…。やっと対応を終えたところで荷物だけでいっぱいになって故障しそうなエレベーターを直し、「やれやれ、やっと夜勤が終わるよ。次の勤務はいつになるのかな」って顔をしながら、エレベーターに乗り、あるはずの無いフロアで降りて行く、っていう………

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ここでもまた繰り返しますが、私韓国語がわからないので、歌詞で何言ってるのかさっぱりわからないんですよね。でもわからないままでいいやって思うのは、こういう、聞いた感じだけで勝手に絵が広がってくのが面白いからっていうのも理由の1つ。

2017年のまとめでもLove Is So Niceをピックアップしたけど、ジョンヒョンの曲は楽曲に込められた情報の密度がすごい。聞いた瞬間に耳から脳みそ目掛けてイメージが洪水を起こすことが度々あって、#Hashtagはまさにそんな感じ。

Poet | ArtistはShe Isの外向きなエッジや力強さとは違って、なんて言うんだろう、内向きに糸がたくさん絡まっていて、とぷんと水面下に沈んでるイメージなんだよな…上手く言えないんだけど…。ひとつひとつの曲は繊細に繊細に作り込まれていて、面に見えるものが実は細い線で隙間なく塗りつぶしてある、みたいな。Rewindも、シンプルに聞こえるんだけど、なんていうか、靄というか、霧がかってるっていうか。出口が無い密閉感の中で、音と音の間に粒子がぎっしり詰まって胎動してる感じがする。私の中ではこれと、先に書いたYESEOのDamnを、深夜に続けて聞きたい。

Rewind

Rewind

ひいき目を取っ払ったとしても、とても良いアルバムなだけに、これが最後のソロアルバムだと思うと今でも言葉に詰まるなぁ。

Poet l Artist

Poet l Artist

 

▼推しオブザベスト

復習をしておくと、私の推しはウジくん(SEVENTEEN)、テミンさん(SHINee)、あと今年からPenomecoが加わりました。突然のペノメコ。それぞれの楽曲でこれ、というものを。

 

Oh My! - SEVENTEEN

Oh My!

Oh My!

おっちょなはね、この一言に尽きるなー。

夏のミニアルバムにこの、爽やかで、少年じゃなくて青年としての清々しさを持ってくるとは!Don't wanna cryとClap、CHANGE UPやRun to youを経てここに戻ってくるのか!清涼ドルの帰還エモいな…!!ってなった。楽曲として原点に戻ってくるタイミングの選び方や、'清涼ドルの帰還'としての曲の落とし込み方がめちゃくちゃ上手で、そういうプロデュース力の高さが、ウジくんを推す一番の理由なんだよな…( ˘ω˘ )と、思いがけず私も原点回帰したのだった。

日本デビュー曲のCALL CALL CALL!は「えっ、すごいJ-POPじゃん!!たのしい!!」ってしたのと、MVにでてくるバイク車種特定が超楽しかったっていう…

なので、なんていうか、聞いたというよりは「一緒に遊んでくれてありがとう!わーい!」みたいな気持ちだな。今年この二曲が出た事で初期のマスターが突然復帰したりもしてて、それもわかる、ってなった。

今年のせぶちはフルアルバムが出ていない分コンサートをたくさんしていた印象があって、「いっぱい聞いたな」と言うよりは「いっぱい見たな」なんだよな。ただ、フルアルバムは作ってないけど、ウジくん、今年の夏のソウルコンのために自分も含めメンバー全員分のソロ曲書き下ろしてて、日本デビュー用の曲も含めると仕事としてはフルアルバム丸々一枚分以上はこなしてる。なので、曲の話よりはステージの話がしたい。書きたいことが山ほどある。そのうち書く現場の話でもう少し触れます。

 

I Want You - SHINee

I Want You

I Want You

I Want Youの話をする前にGood Eveningの話をしないといけないので、まずはこっちを。

3枚目のうち1枚目はどの曲も夜が明けないっていうか…UndercoverもJUMPもAll Day All Nightも夜に捉えられてる印象があって、何だか心配になったりもした(You&Iで夜明けが来るな、って感じだけど、明かりがあまりさしてない、明け方も明け方な印象だった)。Good Eveningは振付もそうだけど、ためてためてためて最後に感情を爆発させるパフォーマンスで、でもその、これがというより1枚目のep全体が「ためにためている」というか。なので、2枚目のepのタイトル曲(I Want You)を聞いた時に「あぁ、気持ちがちゃんと解放されてる」と思ってほっとしたんだよな。

私には、声に出して歌った時に、涙腺の制御スイッチを壊してしまうメロディラインというものがあるんですけど(YUKIのPrismとか、宇多田ヒカルの誰かの願いが叶う頃とか、歌詞の意味とは関係なく、なんでだかわからず気持ちが落ちている時に歌うとボロボロに泣いちゃうしそれでスッキリする)、I Want Youもそれにあたるようで、家で歌いながらめちゃくちゃ泣いたなぁ…。先に書いた「夜に捕まって」いて「気持ちが解放され」たのはひょっとしたら自分のことだったのかもなー、なんて、今これを書きながら気付きがあった。

SHINeeは今年おテム、ジョンに続いてキーくん、オニュさんもソロデビューをし、兵役リレーがいよいよ始まった感がある。キーくんのアルバムは本人も「Popがやりたかった」と言っていただけあって、切り取る面はどれも違えどみんな間違いなく「Pop」で、その中でもCrushを客演に迎えた、文字通りOne of Those Nightって感じの”いつものような、でも何でもなくない夜”な空気を纏ったタイトル曲が、ピンと緊張しててとても映えてたなー。

オニュさんのソロは、あったかいオフの日に朝のんびりお茶を飲みながら「今日はあの本とあの本を読もうかな」ってロッキンチェアでぼんやり過ごす、みたいな、ヒーリングミュージックの塊のようなアルバムで、他のメンバーのソロアルバムの中でも圧倒的にマイルーム感が強い。四者四様だけど、SHINeeにおける四者四様の特長をよくもまぁこんなに的確に形にしたものだなぁ…と思ったのだった。Signが、このアルバムの中でも気持ちが跳ねる曲で私は好きなので、ピックアップはそれを。

Sign

Sign

 

COCO BOTTLE - PENOMECO

COCO BOTTLE

COCO BOTTLE

今年新しく増えたアイドル以外の1PickことPenomeco。春のソロライブはタイミングが合わなくて行けず、その分年末に渋谷とソウルでライブを見る事ができて今特需の真っ最中ですね…好きです。

今年のはじめ、L.I.Eがリリースされた時に誰これと遡った事がきっかけで、その後「お」ってなる曲で「ぺのめこってぺのめこ?」となる事が何度か続くこと数ヶ月(Good Morningはもちろん、DinDinのAloneのクレジットにもいたな)。COCO BOTTLE、キャッチーさは言わずもがなで、何が面白いかってトラックの音色と歌詞の乗せ方。コーラの栓を開け、グラスに氷をカランと入れ、注いでシュワーってなって、一口飲んで「ッアー!」ってするまでの音がイントロの後もずーっとあちこちにいて、注ぐ時のトゥクトゥクする音はそのまま歌詞にいる、みたいな。めちゃめちゃコーラ飲みたくなる。コーラのCMに使ってなかったなら今すぐにタイアップしてほしい。

MVはずっとこんな感じ(かわいい)で本人が出てこないので、日本の初ライブ(渋谷)でやったCOCO BOTTLE動画を貼っておきますね…この日が私も初の生ぺのだったんですけど、サービスがすごかったので、マイカムにもえぐい指差しがくるからな…こわい、ほんとうにこわい。

ぺの、同じ時期に出てたCrushのミニアルバムで客演もしていたんだけど(Endorphin)、遡った時にこれを聞いてなかったらこんな風になってない曲ことWTFのフレーズが入ってて、別の人の曲ながら「ずるい!!!!」ってしてた。ファンカム見てたらそのパートはCrushが歌っていたのだけど、粋な遊び方だなぁ。こういう遊びに気がつけるようになったのも嬉しいことだ。

Endorphin (feat. PENOMECO & PUNCHNELLO)

Endorphin (feat. PENOMECO & PUNCHNELLO)

  • Crush
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

ぺのについてはまだしゃべるぞ…この間出したGardenって初epがとても良かった。最上階のバーに行こうとエレベーターを降りたら特大のシャンデリア越しに最高の夜景が飛び込んできた的な、ロイヤルの極みのような曲の入り方をする一曲目のCOOLはめちゃくちゃおしゃれだし(客演のtobi louはバーノンとも仲良しだからCARATは聞いて)、No.5の、Endorphinと親和性の高い匂いも凄く良い。メロディへの歌詞の当て方が好きで、サビ前の「I wanna know our chemistry」の下りやサビの「You're the only one. I need you 24 hours」の乗せ方がとても気持ちよい。声はもとよりリズムの取り方が、私の琴線に合いやすいのかもしれないと思っている。

COOL (feat. Tobi Lou)

COOL (feat. Tobi Lou)

  • PENOMECO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

No.5 (feat. Crush)

No.5 (feat. Crush)

  • PENOMECO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

このアルバム、コンセプトが「香り」になっていて、曲ごとに花があてがわれていたりもする。EXOのLOVE SHOTみたいに曲そのものから強烈な香水の匂いがするタイプではなくて、歌詞の解釈も含めて'調香'を楽しむタイプ(MVもそうだしね)。良いアルバムだと思うので、気になる人は聞いてみてほしいなー。耳障りもよいし治安悪くない(笑)し客演も豪華なので、hiphopの入り口にしやすいと思う。

Garden - EP

Garden - EP

  • PENOMECO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥900

 

しかし、こう書くと、今年「香り」を彷彿とさせる曲にそれなりに引っかかってるんだな…VIXXのアルバムもテーマが香りだった気がしたし、今年も年末の歌番組でのパフォーマンスが抜群にファントムで良かった。LAYくんEXOぺのにVIXXか…男の人が表現する香り、それぞれの癖が出て良いなー。

 

▼今年一曲だけ選ぶとしたら

GOT7 - Lullaby

Lullaby

Lullaby

JYPと相性が良くないのかなんなのか、ガッセが本当に本っっっ当に刺さらないまま2017年が終わり…。2018年も清々しい位刺さらないでいたのに、9月にリリースされたこれだけは狂ったようにずっとずっとずーーーーーーっと聞き続けてた。ララバイ、マイファーストガットセブン。

今年一定の量をを聞いた中で、自分の好みについての気づきのキーワードがいくつかあるんですけど、そのうち「早歩きが丁度いい位のテンポ」「夜感」「クラブで大っきな音で聞きたい」「音密度がそんなに高くない」「有機的な音がする」「絵が勝手に浮かぶ」etc…蜘蛛の巣みたいなステータス図を書くとたぶんららばいはどれも振り切ってるんだと思うんだよな…。元よりハウスや四つ打ちに当たる曲が好きなので、それが興じてクラブでおっきな音で聞きたいになるんだけど、ららばいはこのテンポで、このアレンジで、血管の下の方から髪の毛の先まで音圧に支配されるのが最高、となったのだった。

イントロ2秒で「これは夜中だ」と絵が浮かび、高低差のある音で「あーしかも覚めない夜だ」となり、少しずつビートの刻み方が細かくなってサビに向かって音数が増え、覚醒するのかと思ったらとスッと音が減ってまたストンと眠りに落ちて、でも強めの低音が沸々としてるからなんか、白昼夢にいるようなトリップしたような気持ちになるんだよな…なのに曲名がララバイじゃん、無理無理もう寝落ちしてるっていうか起きれなくて困る。

なので(?)、ららばいならアレンジが何でもいいかっていうとそうではないんだよな…。今年のMAMA香港で謎のバラードverとダークverを出された挙句四つ打ちじゃないと分かった時の「やりなおし!!!!!!!!」感ったらなかった。12月のとだとだで原曲のまま聞けたので年内にやりなおせてよかった。後から友人のツイートで知ったのだけど、25日のSBSは原曲ノーカットだったと聞いて、勝ち戦があったじゃん…となったのだった。

 

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ハーーーー書いた書いた。プレイリスト作ってなかったけど、この記事で取り上げた曲だけまとめたので、ご入用があればどうぞ!

 

K-POP2年生の今年は去年よりたくさん聞いた自負があったのだけど、2017年より前の曲に出会うと「これは…??」と迷子になることが多かった。なので2019年は新しい曲もさることながら、古典の履修にも力を入れようと思います。年明け早々にさっそく識者からプレゼンを受けるのですごく楽しみにしてるんだぜ!

 

そんなわけで、引き続き三年生も色んなものをmgmgして行こうと思います。皆様良いお年を〜

 

 

Thanksまでの一年に感じる孤独と絶望

Director's cut発売おめでとうございます。こうやってリリースが続いてくれることの嬉しさを噛み締めつつ、今までにない気持ちでカムバックを迎えておりますよ…。先日ソウルで開催されたファンミーティング「CARATLAND」に参加するために渡韓したのだけど、その渡韓の帰りにお友達と、タイトル曲についてと年末特番でCampfireを選んだこと、タイトル曲を作るのにかける時間とか諸々の話をする中で感じた事などを、Twitterの連投を元に備忘録としてメモ。

 

Don't wanna cryから始まった今年は、teem,ageこそいろんなタイプの曲があったけど、タイトル曲作るのがあっという間だったなんて話は一度も目にしなかったなー(CHANGE UPがめちゃめちゃ早かったって聞いた位)。CLAPだって長過ぎる尺を削ってるし、活動曲の方とどちらをタイトルにするか悩んだと聞いた。

タイトル曲だから露出多いぶんそりゃー悩んだりするのは当然なんでしょうけど、コンセプト上変化が求められる時期に一位を取りつづけられるのかっていう不安が、めちゃめちゃ出てるなって思う。曲名とか、KBSの年末特番でからっとちゃんの映像と一緒にCampfireやるところとか、特に。

※KBSはVIXXの大勝利だったなー。一般大衆に向けてアピールできるチャンスをファンに対してのアピールに使った意図は様々なんだろうけれど、Don't wanna cry〜帽子を深くかぶって〜CLAPの、アワードで見せたようなステージじゃなかったことが勿体無い、という気持ち。

 


やり直しを喰らい、ウンウン言いながらとっておきをだしてきて、それともう1つあった曲の良いとこどりをして1つの楽曲に仕上げる、という果てしない作業をBOMZUと一緒にやったというPretty Uの時は、デビューしてから1位が取れてないっていう不安があった時。その後のBoomBoomは1フレーズ降りてきたら完成まで早かったんだよなー(確か)。肩の荷が降りて力みが取れてたんだなって思う。当時もきっと今と同じように絶望していたのだろうけど、この一年の制作過程での絶望とは多分絶望の種類が違う。のぼり詰める過程での絶望と守るもの(順位や成績だったり自分達の今後だったり)を抱えた上での絶望って、なんていうか、成分が違う…ひょっとすると失うかもしれないという怖さを抱えれば抱えるほどめちゃめちゃ孤独になる。

セブンティーンイヤーは少年が青年期を迎えるにあたっての変化に当たる年だった。変化には不安や葛藤が伴う。孤独にもなる。Don't wanna cryをタイトル曲にした時からずっと、ウジPの緊張と不安は絶望の深さと平行線なんだな、と思っている。

孤独な時、身近に全肯定してくれる存在がいるとそっちに向きがちになる。内向き(悪い意味ではない)なメッセージが強いアウトプットが多くなるの、コンセプト消化の面でも、こういう時期の孤独のや不安をそのままなぞってるんだなー(=少年の成長を描くって意味でめちゃめちゃ忠実)という目で見守っているんだけど、気持ちの面で、アイドルでいることに助けられている時期なのかなーとも思うし、変化の時期に支えてくれたことへの「ありがとう」なのかなーとも思う。アイドルでいるということは人格ごと肯定してくれるファンを持つ、という事だと思うから…孤独な時って、いかなる時も自分自身を肯定してくれる人、ものすごく大切だよなー。

※とはいえ孤独なのは今に始まったことでもないとも思うし、からっとちゃんに支えられてるのは今も昔も変わらないんだと思うけど、今回の色々で特に感じたのはそういう時期でもあることが重なっていたからなのかもしれない。

 

Thanksは嫌いじゃないし、むしろパフォーマンスもMVもとても好きなのだけど(MVの瑞々しさがまぶしいと言っていた方がいて、大きく頷いた)、こと楽曲を'聞く'となると、これまで聞いてきた曲に感じた引っかかりみたいな何かが殆ど印象に残らなくて「つまんない…」と思ってしまった。CARATに対する内向きなメッセージを感じるから、守備力が強い曲って事なんじゃないかなーと思う。それよりはRun to youとかFalling for Uとか、そういう方が余計な力みなく作れたんだろうなーっとなる。聞いてくれる人は主にCARATだから、許される範囲が全然違うし、そりゃリラックスして作ることができる。

  

私が夢中になる人にSEVENTEENと同年代の人がほぼいないのは、青年期の葛藤や不安を乗り越えて悟りを開いた男の人のアウトプットが好きだからなんだけど(突然どうした)、SEVENTEENの今は、悟りを開いた後の「僕は僕を好きな人が好きだよ」みたいな境地が見え隠れするのが面白いなーと思っている。お友達が書いたエントリーに従うのなら可変型の人たちが面白いなーって思うし、同じ内向きでも攻めの内向きが出来るようになるとウジP一皮剥けるなーと思う(えらそう)。

この後少年が青年期を迎えることを踏まえ、今このアルバムに、ソウルコンで見せたウジとホシのソロ曲やディノのソロ曲を入れなかったのが「時期尚早」という事なんだとしたら、私は青年期のSEVENTEENが本当に楽しみですよ…。どうか良さが埋もれる事なく、SEVENTEENだけのアプローチを存分に発揮してほしいなー。キャラクター的にも声的にもパフォーマンス的にも超個性的なメンバーが13人もいるんだから、きっと色々なことができる。

 

CHANGE UPみたいな曲がタイトル曲になる日が来るといいなーと考えながら、ヲタクとしてのお熱が平熱のまま初めて迎えるカムバックです。

 

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(ウジひょんちかいめんこい好き)

 

瞬間的だったとしても、melon初一位をマークした事は大きな力になると思う!歌番組でも一位取れますように!🥇

2017年の現場5選

今年も1/12が終わろうとしています。明日から二月になってしまう。早い。去年のせぶちワールドツアー帯同の話も結局かけてないし、そうこうしているうちにEXOコンにも行ってしまった…もっと早く書こう…?

 

前回のエントリーでよく聞いた曲をまとめたので、2017年の現場もまとめておきます。2017年の2月下旬に退職&4月に転職したことで祝日が復活し、前よりも休みを取りやすい環境になったことで、足を運べた現場の数が当社比でぐぐぐっと増えました(といってもコンサート以外の現場もある)。それの代表的なものがこちら。

1/3 T.M.Revolution@日本武道館
1/7 ジャニーズWEST@横浜アリーナ
1/29 ワルキューレ@横浜アリーナ
2/21 SEVENTEEN@横浜アリーナ
3/12-17 小笠原諸島旅行(ダイビング)
3/18 if or...9@グローブ座
4/23 Liar Liar@mogra
5/2 victonショーケース@豊洲pit
5/3 Sexy zone@横浜アリーナ
5/5 Grapevine×Unicorn@Zepp DiverCity
5/21 KCON@幕張
5/29 俺節@赤坂ACTシアター
6/18 俺節@赤坂ACTシアター
6/21 防弾少年団@たまアリ
6/24-25 青森旅行(水中ニーソinラブラブショー2)
7/5- カレーの学校@ほぼ日
7/15-17 韓国旅行(SEVENTEEN遠征)
7/26-27 SEVENTEEN@たまアリ
7/30 ワンフェス(水中ニーソ)
8/4-16 古白米(水中ニーソ)@ペーターズ
8/11-13 香港旅行(SEVENTEEN遠征)
8/15 関ジャニ∞@東京ドーム
8/17 JAM@ビッグサイト
8/20-21 KCON LA ライビュ
9/2-3 SHINee@東京ドーム
9/28 Liar Liar@mogra
9/30-10/2 台湾旅行(SEVENTEEN遠征)
10/14-16 韓国旅行(テミン遠征)
11/6 Red Velvetショーケース@恵比寿ガーデンホール
11/15 よい子のK-POP
11/29 MAMA@横浜アリーナ
11/30-12/3 香港旅行(MAMA遠征)
12/21 Liar Liar@mogra

嗜好が全然わからないな…

 

どれも思い出深いのだけど、中でも印象深かった5つの現場をピックアップしました。別々に書き起こすのがいいのかもしれないけど、あとからまとめ読みしたいので、1エントリーにこつこつ書いたよー。過去の話なので記憶がまちがっていたらごめんなさい!

 

▼次元がねじれたコンサート

「1/29 ワルキューレ@横浜アリーナ

横浜アリーナさんには2017年本当にお世話になったなぁ…ステージに立つ人とステージの使い方でこんなに違う!と思った公演だった。

そもそもアニメ発のグループを見にいったのは多分これが初めてなんじゃないかなぁ。マクロスΔというアニメの中に出て来る「戦術音楽ユニット」がこの「ワルキューレ」なんだけど、細かい設定はぐぐってもらうとして、まず曲がな、良いんだ…。

不確定性☆COSMIC MOVEMENT

不確定性☆COSMIC MOVEMENT

破滅の純情

破滅の純情

いわゆるキャラクターソングではあるんだけど、何がアツいかって、ストーリーの中で歌を歌うシーンがしっかり描かれてるんですよね。主人公のフレイアはワルキューレの大ファンで、オーディションを受けに星を超えて(!)やってきて、色々経て晴れてメンバーになるんですが、不確定性☆COSMIC MOVEMENTはフレイアが初めてワルキューレとしてステージに立って歌う曲なんです。…と、こういうエピソードが全部にある。それらをコンサートにするとどうなるかというと、横浜アリーナのでっかいスクリーンにそのシーンがどーーんと写って、次元が交錯するの。テレビでキャラクターが歌ってたはずなのに!人が…歌ってるの…?生で…??ってなる。耳から入る情報はめちゃめちゃアニメなのに、目から入る情報は全然アニメじゃない。伝わるかな…すっごく不思議な感覚なんですよ、次元が脳内でねじれるような感じ。

同じように、ワルキューレのリーダーであるカナメさんが、想いを寄せるパイロット(メッサー)を目の前で亡くすシーンがあるんですけど、そこで流れるカナメさんのソロ曲「AXIA」…カナメさんとメッサーくんの絆の象徴みたいな曲なんですけど、もちろんこれを歌うときはスクリーンに映るんですよ…そのシーンが…。

お客さんはワルキューレというか作品のファンでもあるので、曲への思い入れが物凄い。みんなが寸分狂わず同じ映像を見てコンサートの日を迎えているので、アイドルのコンサートとは違う独特の一体感で高まっていく。いいですか、サノクなんかないんですアニメだもの。テレビ放送されたものを等しく受け取るんです。なのでAXIAを歌い終わった後はみんなカナメさんとメッサーくんの数々のエピソードを経て宇宙に散っていくメッサーくんを同じように思い浮かべ、会場全部が「メッサァァァァァアアアア(´;ω;`)」ってなるんですよ…(私も右に同じく)。高まり方がズレないって凄い。不思議な体験だった。

私はアニメの総集編的な劇場版の意味を見出せずにいたんだけど、このコンサートを経て、「同じ映像でもおっきなスクリーンでめちゃめちゃ良い音響で見ると、全然違うものに感じるんだ」ということを学びました。アニメの世界への没入感が全然違う。もしお気に入りの作品が劇場版になるなら迷わず見にいって欲しいです。

 

▼大きいことの正義を感じた展示

「6/24-25 青森旅行(水中ニーソinラブラブショー2)」

縁あって水中撮影ユニットの中の人としてお手伝いをしている作品が、青森の企画展で展示される、と言うことで見に行きました。展示を見に遠征するってやったことなかったんですけど、出展作品の一部をみてほしい。

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めちゃめちゃ伸び伸びしてるしなんかデカイ。作品のデカさを感じると言うことは、美術館そのものもめちゃめちゃデカイってことで…(@青森県立美術館。奈良さんのおっきな犬がいるところ)。水中ニーソも高さを生かした作品展開になったのですが、水中ニーソが高さを活かすとどうなるかというと。

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こうなる。

水中でカメラを構える人と、水中撮影を水中でお手伝いするスタッフにしか見ることのできない景色ってなんだと思います?全天球水中ニーソで擬似体験ができるので、ハコスコやオキュラスなんかを持ってる人は是非見てもらいたいのですが、「頭上から女の子がゆっくり降ってくる」。これ。この「頭上から女の子がゆっくり降ってくる」を、平面で体感できたのが青森の展示です。

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写真だと伝わりづらいのだけど、巨大バナーの下に立って上を見上げると、水面が見えるんですよ。ホントに。それがだいたい実際の深さと同じっていうことも合わさって、めちゃめちゃ不思議な体験ができた。

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でも大きいのはそれだけじゃない。持ってるフライヤーはA4だったかな…伝われこのサイズ感。ほぼ実寸大があったかと思えば五倍くらいのサイズで圧をかけてくる水の中の女の子。かわいい、に、迫力がある。迫力があるのにめちゃめちゃしなやかじゃない??不思議だよなぁ。

そしてもうひとつ。巨大バナーじゃなくてもこの迫力なのに、これに挟まれるように展開される「つぶ」。

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ちっちゃ!!(写真は本人ではありません)

でもこの対比がめちゃめちゃ良かった。大きな作品があるから小さな作品は宝石のようだったし、小さな作品があるから大きな作品がその面積と体感としての体積をそれ以上だと錯覚できる。錯覚の方向が迫力を増し増しにするし、その迫力は実際に撮影している「プール」っていう箱庭を一瞬で拡張するんだよ。すごいっていう言葉しか出ない。アクリルキューブに閉じ込められた女の子、実寸大を軽々と飛び越えて広い広い空間を自由に泳ぎ回る女の子、どちらもとっても素晴らしくて、このサイズで作品を見ることができて本当に良かった。

この作品を放った後の夏の展示(古白米)では、女の子はいよいよ水中を飛び出し、無人の原宿を泳ぎ回るのだけど、この流れからの原宿ダイビングがとにかくエモいので、みんな月刊水中ニーソRの2017年9月号買ってください。お願いします。

 

▼満足度がめちゃめちゃ高かったコンサート

「7/15-17 韓国旅行(SEVENTEEN@DIAMOND EDGEツアー遠征)」

私の中での2017年ベスト3に入る現場は、このうち私が入ったソウルコン3日目のボカチデーなんですけど、私にとっての初ソウルコンであることに加え、ホームグラウンドの熱量・韓国での単コンとしては最大キャパの会場・夏の野外、これにトドメとして、推し(ウジさん)がソロ新曲でめちゃめちゃ踊る、という。ソウルコン初体験にしてあまりにもフルコースな内容をステージの目の前のブロックで受け止めて、心の底から「1秒たりとも忘れたくないコンサートだった」と思ったのがピックアップの理由。どんなに感無量だったとしても「1秒たりとも忘れたくない」なんて表現がするりと出て来たコンサートなんか今までなかったなー。

https://www.instagram.com/p/BWnBRQmge35/

ソウルコンのむちぇごだった!!!!!生きてて良かった!!!!!! #ソウルコン遠征記17夏

https://www.instagram.com/p/BWo1YVage7f/

ステージに設置された水たまりでメンバーが踊れば水しぶきに反射した光がキラキラするし、大量の放水でもキラキラするし、間近で花火がバンバン上がるし、火柱もたつし…これは野外でしかできないなーってなった。1秒たりとも忘れたくないソウルコンだった。 #ソウルコン遠征記17夏

2017年によく聞いた曲ピックアップでも書いた、ちょっと古臭い曲がうるごしでキレイになって、方向転換するの?となっていた時期にスタートしたコンサートだったので、このソウルコンで披露されたソロ・ユニットでの新曲や、既存曲のステージアレンジがどれも印象的だった。

あるメンバーのソロステージはかわいいという単語が消え失せた誘惑の化身みたいなステージだったし、ある2人が過去何度も歌って来たバラードは清々しいほどの表現力で、歌い終わる最後の一息まで絵が浮かぶようだった。年長者2人のユニットステージは本を読みながらカフェで誰かを待っているような、上質なステージだったなぁ(あとから歌詞を見たら本当にコーヒーとかカフェとかそういう単語が含まれていて驚いた)。あの曲中でセリフのように歌われる「CARAT?」を聞いてしまったら恋せずにはいられない(今度リリースされるアルバムでめでたく音源化されるのが本当に嬉しい!)。チームのステージで、ジョッシュを真ん中に置いたDon't Listen In Secretのダークファンタジー感だって凄まじかった。当時はメンヘラアレンジなんて言葉で表現していたけど、そのアレンジをする曲としてこれを選んだことも、センターにジョッシュを置いたことも大正解もいいところで、こちらとしては降参ですと言わざるを得ない。

それだけじゃない、冒頭のPretty Uだっておもちゃ箱から飛び出てきたようなとびきり洒落たアレンジだったし、それを背負って広いステージを駆け回る様子はさながらおもちゃの国の王子様だった。そうかと思えば淡いセピア色の衣装を着て、秋にでも季節が変わったようなエッジの効いたアコースティックアレンジで、マイクスタンドを使いながらシンプルに歌うFast Pace。大人…!でもラストのHealingはセンステにできた水たまりの上で水しぶきをあげながらきゃっきゃするわけだよ。さっきまで大人だったのに…青春の煌めきじゃん…??(エモくて泣く)

SEVENTEENは曲やコンセプトをステージに昇華させることにとてもとても長けていると思うし、それを大きなステージで、夏の野外っていう特別な場所で体感できたのは本当に良い思い出になった。青春の煌めきも大人の上質さも色気もぜんぶぜーんぶ込められていて、少年の青春だけをmgmgしたくてSEVENTEENを好きになった訳ではない私にとっては物凄く満足度の高いコンサートだった。ちょうど半年経った今でもこの温度感でテキスト化できるんだからさ、そういうことだよね。

あと韓国のアイドルグループのひとつ(SEVENTEEN)から見た日本市場の位置づけを感じられたのも面白かった。活動の本拠地でもなく、誰の母国でもなく、遠征先でのびのびコンサートをするのでもなく、この国でビジネスができるかどうか試されている感じ。セットリストの違いからも読み取れる、本国の次の大きな市場としての日本公演。独特の緊張感がある。

2月の来日公演も間近に控えていることですし、今年のステージも楽しみにしています。

 

▼バンドとアイドルを上手に両立できたコンサート

「8/15 関ジャニ∞@東京ドーム」

ここしばらく「あー楽しかった!」と心から言えないコンサートが続いていたのだけど、2016年12月の冬コンが久しぶりにとても良くて、その期待を背負っての、久しぶりの夏開催のコンサート。冬コンを飛び越す「あぁ楽しかった!!」を見事に獲得いたしました。

これはお友達も言及していることなのだけど、バンドとアイドルって同じ脳みそを使う仕事ではないと思うんですよね。演奏とダンスって頭と身体の繋げ方が違うしエネルギーの使い方も違う。楽器を介すか(渋谷さんの場合はまた別だと思うけれど)身体ひとつで発信するか、みたいなところも違う。もちろんMCを挟んだりもするけれど、バンド→ダンス→ダンス→またバンド、となると集中するものも散漫になりかねず、集中することに集中した結果その分さらにエネルギーを使ったりもする。2時間も3時間もステージで人目に晒される立場でそれってなかなかに大変なことだと思うわけです。

久しぶりの夏コンはバンド、アイドルをはっきりと分けた二部構成だった。MCを挟むとかじゃない。バンドとしての一部が終わったら客電をつけ、二部が始まるとなるとまた客電を落としてアイドルとしてのオープニングを始める。人格ごと切り替えて一日ニ公演するようなものなので、体力はめちゃめちゃ使うよね…でも集中は切れない。それが良かった。

少し話がそれるのだけど、これは一曲目のための曲、ってあるじゃないですか。歌詞にわかりやすく「いらっしゃいませ」「はじまるよ」「やってやるぜ」みたいな単語が入っていたり、ひと盛り上がりできるパートがあったりする曲。ひとつ前のアルバムには、メンバーが演奏するインスト曲(High spirit)からの「勝手に仕上がれ」っていう、まさにそういう役割を担える曲があったんですけど、そのアルバムを冠にした過去のツアーではどういうわけか終盤に突然その曲が登場する、っていう「ねぇセットリスト!!!💢」な案件がありまして…本っ当に勿体無かったんです…(今思い出しても同じ気持ちになる…)。それを学んでか、今回のコンサートではそれを1曲目にはめてくれた。しかもバンドセットの一曲目。それだけで気持ちが盛り上がって「これだよーーー!!」ってなる。どの曲をどこでやるかってめちゃめちゃ大事だよ…記憶の上書きができて良かった…。

話を元に戻そう。2017年はバンドセットでMETROCKに出たりした年でもあり、関ジャムが音楽番組として素人玄人のどちらにもウケる形に熟してきた年でもある。こういう積み重ねがあったから、メンバー自身でも、音楽にまつわる技術がわかりやすく一段階上がったという自覚があったんだと思うのです。だからこそ、バンドセットだけのセットリストでファンの前に立ちたかったんだろうなぁ。なので、この二部構成によって「アイドルとしての自分たちの武器はこれです」を、バシーッと見せてきた事にもとてもグッときた。私は根本的にバンド好きだから(関西も好きだよ!)、アイドルを忘れずにそういう立ち振る舞いをしてくれる事が嬉しいのです。自主制作するバンド楽曲のクオリティもわかりやすく上がっていたしね…TokyoholicからのTrafficを仕上げる錦戸さんのスキルアップがめざましい。好きだよ錦戸さんのそういう勤勉なところ。(ホントは視聴リンクを貼りたいんだけど…海外公演やろうとしてるならデジタル配信はやく解禁してほしい)。

…そんな事もあって、バンドを一部、アイドルを二部としたことに私としては大きな納得感があった。前述の通り、どんな事を武器としても、関ジャニ∞は紛れもなく'アイドル'なんですよ。そう思う私たちに対しての「わかってる、わかってるからまぁ見とけや」と言わんばかりのアイドルとして演出の応酬にはとってもワクワクした。きらびやかでたまにトンチキな衣装もステージ映像も火も水もレーザーも、アイドルとしてのステージをつくるために存在していて、「スターじゃん!!」となる。

アイドルを見る時の我々の期待って”私が見たい姿を見せてほしい”だと思うんですけど、我々は欲深いので、カッコよく踊るところもかわいく愛嬌を振りまくところもおちゃらけて笑い合うところも普段見ない組み合わせのユニットステージもちょっと昔の曲もあの時見られなかった完成形も、みんなみんな見たい。それがみんなみんな見れたの。こんなことってある???ってなった。

久しぶりの夏コンだから、浴衣を着て花火をバックに純情恋花火ももちろんあって「十祭ぶりだね?」となる。あの時は土砂降りだったのにアンコールではきれいに雨が上がったな…格別な花火だったなぁ…と、そういう事を思い出させてくれたのも嬉しかった。抑えるところをきちんと抑えてくれる安心感もあってほっとする。

見方によってはみんな30過ぎのおじちゃん達、ともなってしまうのだけど、私にとってはずっとアイドルだなー。音楽に真摯なアイドル、かっこいいよねー?今度のコンサートも期待しちゃう!

 

▼ジャニーズ顔負けの東京ドームコンサート

「9/2-3 SHINee@東京ドーム」

※この日から今日までに色々なことがありすぎて、別の大きな思い入れが生まれてしまったのだけど…できるだけ当時の熱量で書きたいと思います。

東京ドームでのコンサートってジャニーズか三代目のコンサートでしか行ったことがなかった。ゴージャスできらびやかで非現実な東京ドームはこういうグループを見にいきでもしないと味わえないと思ってたんですよね…。なので、本当に腰を抜かしてしまった。

私が見た中では過去最大規模のサイズのLEDスクリーン、それを真っ二つに割って登場するメンバー、二階からアリーナまで全席を制圧してドームの全面積をステージに変えてしまうペンライト操作、ステージの裏側もステージに変えてしまうトランスフォーマーばりの変形バックステージ、ロボットアニメの戦闘シーンなの?!って位の量注がれるレーザーの嵐、そんなところにカメラ仕込んじゃダメ!!!!!何考えてるの!!!!!(いいぞもっとやれ)、etc…比較するのもナンセンスなんでしょうけど、ハード面で、東京ドームでここまでやれるんだ…すっご…。 

↓公式写真がない代わりに、そんなところに仕込んだカメラとステージで遊ぶおてむとキーくんをどうぞ。

バックダンサーらしいバックダンサーがいた印象もあまりなく(いたんだとしても本当に印象にない)。メンバー役でのキッズダンサーはいたけれど、人数による圧は使わないのか…という。三代目の時は客席の間を埋めるほどの人セット小物、ジャニーズはJr.がついたりするじゃないですか。そういう演出があった記憶があまりない。その分前述のようなハード面に投資してるということなんだろうけど、派手なハードにのまれないパフォーマンスができるのすごいなぁ、って。経験や練習は本当に嘘をつかないなー。

巨大なLEDスクリーンがあることで大きなセットを必要としないとなると、ステージの自由度が上がって面白かった。ものすごい量の照明やレーザーの中、ムビステを飛行機に見立ててバクステまで飛んでくGet the treasureではスクリーンにデジタルメディアシティ(土地名じゃないよ)が背景として映され、ドーム全席を使ったド派手なペンライト操作がされるんだけど、本当にデジタルメディアシティ()でコンサートを見てるような気持ちになるんだよ…「時は西暦2235年…人類は英知を駆使し我々の生活は一変した…」みたいになるわけ。かと思ったら別の曲では2階建てバスを模したトロッコで外周を回って…ステージについたら雨音がして…雨宿りしようとしたら電話ボックスからびじんのおねぇさんが出てきて…見惚れちゃって「Can I get your number?」と歌いながら踊る…。Good good feelingからのYour Number(どっちも日本語曲だよ)にreplayを合わせてレトロなミュージカルみたいにするところもかわいくて大変に良かった。これ同じステージですよね…?演出の振り幅広すぎない??

あとこれは完全に私の嗜好なんですけど、このコンサートはもう、これ。完全にこれね。

 

 

東   京   ド   ー   ム   サ   イ   ズ   の

水   中   美   男   子   だ   ー ー ー ー  !!!!

 

LUCIFERは転換曲に当てられていて、曲の半分はこの映像によるものなんですけど、ステージに立っていたメンバーが一斉にストーンっと奈落へ落ちていったと思ったらこのVCRが巨大スクリーンにバーーンッと出てくるんだよ…?心の準備ができてるわけない…私の推し、もう水中に沈められてたのね……??こんなの運命じゃん……(水中大好き一緒に沈みたい)

前述の水中ニーソ、ちょいちょいクラブVJで大きなスクリーンに投影されたりもするんだけど、それを見るのが本当に好きなんです。時間と次元が美しい方に歪んでるの素晴らしくないです??(このあたりは別途詳しく書きたい)それをだよ、映画館よりも大きな、東京ドームのメインステージを横断する程の超特大サイズで見られるなんて………しかもいつもは美人でかわいい女の子が潜ってるのに、この日はびびび美人のおおお男の人が……し、しず……(大興奮)

東京ドームが水没したかのような弩級の水中映像が前触れなく登場したもんだから思いがけず腰を抜かしてしまって、元々初日だけ参加の予定だったけど、これをもう一度、正面から見たくて翌日も参加してしまった。文字通り噛み締めるように見たよね……It's paradise ……

 

……すみません、真面目な話に戻します。

日本での活動が長いグループだから、日本語曲と韓国語曲とがおよそ60:100曲みたいな世界で(そのうち両言語でリリースされている曲は確か20もなかったと思った)、そりゃアートワークに差はあるでしょうし、音楽だって差はあるでしょうけど、さっきあげたGood good feelingやYour number、Downtown babyも然り、ダサくなりがちな懐かしさを上手にステージに落とし込んでいる所を見ると日本語曲も捨てたもんじゃないなってなる。

そしてこのコンサートはオニュさんが居なかったんです。だからこそ、メンバーによってオニュパートがカバーされるからこそ嫌になる程感じてしまう、SHINeeの声の個性。ジョンヒョンのものすごい密度の感情がこもっている繊細で張りのある声、甘くてソフトなテミンの声、鼻の付け根あたりがくすぐったくなるような独特な声のキーくん、低くて太い芯の強い声はミノだね。みんな知ってるんだけど、一番知ってる声がいない。他の4人と比べてあまり水分を含んでいない、硬度が高めの声、ほどよく高い音程で、びっくりするほどまっすぐ伸びる声。私の耳が「これはSHINeeである」と判断するのにオニュの声のウェイトが高いってことを、こういう時に自覚してしまうのはとても複雑だった。

これは後から「そうだったのか…」となったのだけど、素人目には初日のパフォーマンスがいつもより良くない、とは全くうつっておらず…。これでいつもより良くないって何事なの?という気持ちで翌日ものぞんのだけど、なるほど全然違う…。規模が大きいコンサートだと、メンバーやファンのメンタルや空気感の違いが拡声器みたいに伝わる。オニュ不在の中でのドーム公演で不安や動揺もあっただろうに、1日でこんなに仕上がりを変えてくるのもすごい。

それらに加えてMCに見るキャラ立ちも凄まじくて、私はあっという間にステージに立っている人そのものに興味を持ってしまった。私、人そのものに関心が行くまでが長いのです。曲は好き、MVは好き、ステージも好き、でもそれだけでは人そのものにまで興味が届かない。バラエティで面白い話をしていたとしても、人柄やその人のグループでの役割として琴線に触れる何かがないと人そのものに関心の矛先が向かない。どんなに曲が好きだったとしても、だ。だから人そのものまで好きになった時に初めてファンであると自覚するだけど、SHINeeのファンだと自覚したのはこのドーム公演があったからだなぁ…。

何回も行ったことのある東京ドームがまるで別の場所みたいだったし、そういう場にしてしまえるパフォーマンス・演出は文句なしにブラボーだった。「どこへでも遠征するからお願い・・・!」と祈るような気持ちで完全体を待っていたので、5人でのカムバックや5人でのコンサートに永遠に立ち会えない事実はいつ思い出しても言いようのない気持ちになるのだけど、このドーム公演で感じた真摯さを信じて、2月のドームにのぞもうと思います。どうなるかな、緊張するな…。

 

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2017年はK-POP一年生だったので、やすださんはもういいの?とか関ジャニは卒業したの?とかよく言われたけどそんなことないから!!念願のやすださんの舞台があったり、エイトコンは素晴らしかったし、気持ちは満ち満ちしてたよ!!とはいえ、関心を向ける先が増えると削らざるを得なくなるものも増えるので、2018年はもう少し上手に時間を使おう…。今年は韓国のHiphopの現場やクラブにも行きたい。引き続き色々なエンタメをmgmgして、ためずにアウトプットしていこうと思います。

K-POP一年生が2017年に良く聞いた曲ピックアップ

小笠原やワールドツアーの記事も半ばに年が明けてしまいました。今更ですが明けましておめでとうございます。今年もお隣の国のエンタメをmgmgして生きていきます。

 

去年の終わりにこんなプレイリストを作りました。

一年生なのに2017年リリース曲に限定なんてできるか!!となって2017年オブザベストをお気に入りプレイリストから選ぶことをしていなかったのですが、みんなのベスト10を見ていたらやっぱり選ぼう…となり…でも前述の通り遡って聞いた曲もそれなりにあるので、今年のベスト10じゃなくて、きっかけになった曲とか特定のシーンでめちゃめちゃぐっときたとかそういう視点でピックアップしてみようと思います。2017年以前の曲も出てくるのであしからず…

 

K-POPへの入り口になった曲

SEVENTEEN - MANSAE

만세 Mansae

만세 Mansae

視覚と聴覚のどちらもいっぺんに掴まれることってあまりないのですが(ながら見・ながら聞きができないことが苦痛で映画を多く見てこなかったタイプ)、ステージ映像を通して曲を繰り返しインプットしていったという。私にとってはちょう珍しい事でした。パフォーマンスと楽曲が乖離していないからこそ、とにかく映像で聞きたい、となったんだろうなー。なのでこれがK-POP入り口の曲。

SEVENTEENの楽曲は同じような理由でどれも映像で聞きたいのだけど、同様にVIXXのShangri-laはMVもステージ映像もサイコーに好きだった。扇子をバッと開く音をステージのマイクが拾ってくれるので、聞くならステージ映像がいい。活動中のステージはもちろんだけど、年末のMBC歌謡大祭典のステージがK-POP初見だったらたぶんVIXXに落ちてたと思う…いやそーでもないかな…VIXXには小さい人がいないから…(推しはだいたい小さい)

 

K-POPへの関心を深めた曲

TAEMIN - Drip Drop

Drip Drop

Drip Drop

四月のLiar Liarで初めて聞いて以来めちゃめちゃ聞いた曲。多分今年一番聞いたんじゃないかな…。全編通して湿度が高くて、メロディも中性的で、とにかくリズムが!!トラックのリズムが!!なんだこれ聞いたことない!!!すげー!!!めちゃめちゃおもしろい!!!と大興奮だった。しかもこの湿度とこのトラックに対してMVはカラッカラの屋外でワンカット撮影だから何事だ…となるよね…

K-POPには「こんなのはじめて…!」と言わせてもらえる機会をちょいちょい与えてもらって、これはそのうちの大きなひとつだった。こういう出会いがあると、またそういう出会いがあるんじゃないかと思ってわくわくしちゃう。

テミンからは2017年に出た2ndアルバムに入ってる「Crazy 4 U」でDrip Dropに似た感動を貰えたので、追いかけるのが本当に楽しい。またアルバム出せるといいなー。

Crazy 4 U

Crazy 4 U

余談ですが、四月のLiar Liarは「知らない曲を知りたい」という目的で遊びに行って黙々とShazamをし続けていたんですけど、Shazamした曲を見返すとSM所属グループの多いこと…。SMとテミンとSHINeeっていうキーワードを得たイベントでもあって、K-POPをmgmgしだしてから最初の節目になったのだった。本当に遊びに行ってよかった。

 

▼関心の薄かったジャンルへの扉をこじ開けたきっかけの曲

JEONG SEWOON - JUST U with Sik-K(Prod.GroovyRoom)

Just U

Just U

  • JEONG SEWOON & Sik-K
  • K-Pop
  • ¥250

私にとってのK-POP識者達が「このメンツで良くなかったら嘘」みたいなことをしきりにつぶやいていたので、「'このメンツ'とは…」となり、GroovyRoomとSik-Kを皮切りにDEAN、Loco、GRAY、Crush、pH-1…etc、そういう人をmgmgする旅に出たきっかけの曲。しょみどのアルバムもこれらとZICOを入り口によく聞いてた。

K-POPを聞くようになったことの一番の恩恵は積極的に聞いてこなかったジャンルへの関心の扉をこじ開けてくれたことだと思っていて、HipHopR&B(もちろんそれ以外にも)に私を連れていってくれたことに本当に頭があがらない。

私はプデュにあまり熱を上げていなかったので、セウンがプデュ組と知るのに時差があったんだけど、プデュ組ではなかったとしたらこういうことになったのかなー…。なので、所謂アイドルが果たす役割にこういう一面があるの、とっても良いことだと思う。アイドルかどうかは置いとくとして、さっきも触れたように私にとっての同じような役割をZICOも担ってくれているので、じこたまにも頭が上がらない。じこたまは殿堂入りさせたいArtistっていうサイコーのタイトル曲を放ってくれてるし、おてむもR&Bに引っ張っていってくれた上にMOVEっていうサイコーに攻めてるタイトル曲でカムバックしてくれるし、本当に本当に頭が上がらないことばっか。

セウンはこの曲も本当に素敵なんだけど、香港MAMAでのガールズグループカバーが素晴らしかったので聞いてほしい!日本でもこういうカバーをさらっとできる土壌があるといいなー。

 

▼とにかく打率が高くてすげぇ!となったグループ

Loona - [ ????? ]

曲じゃなくてグループになったな…?それは一曲にできないから!いくつか聞いてくれ!!

Sweet Crazy Love

Sweet Crazy Love

  • LOOΠΔ / ODD EYE CIRCLE
  • K-Pop
  • ¥200
Singing in the Rain

Singing in the Rain

Love Cherry Motion

Love Cherry Motion

ViViD

ViViD

키스는 다음에

키스는 다음에

Loonatic

Loonatic

  • LOOΠΔ / ODD EYE CIRCLE
  • K-Pop
  • ¥200

ODD EYE CIRCLEのLoonaticでざわざわするTLを見て知ったんだけど、Loonaticだけを聞いた時はそんなに引っかかってこず。そのリパケの「Max&Match」で新曲が追加された途端にぎゅんぎゅんきちゃって一枚通して何度も聞いたLoona、とにかく曲の打率がすごい。アイドルソング、舞台のような曲、ドリームポップ的な曲、ディープハウス、、曲のジャンルのことはよくわからないのだけど、本当に色々なタイプの曲を展開していてそれがどれもめちゃめちゃかっこいい。すごくない??あらゆるタイプの曲がどれもめちゃめちゃかっこいいの。私は前述のアルバムで「かっこいい!!!」となり、ヨジンのKiss Laterで「わぁ!抜群にアイドル!!」となり、ヒジンのViViDで「アイドルー?!(全然違うー!)」となり、毎月を楽しみにするようなりました。Max&Matchで火がついて、リアルタイムに追えるようになったのはイブから。早くから追えていればよかったなぁ。

売り方も面白くて、コンセプトフォトとソロ曲ソロMVと一緒に毎月1人ずつ発表されていくメンバー、その中から組まれるユニット、なのにグループ本体はまだ完全体じゃないっていう。でもそんな事より何より前述の通り打率の高さのやばさやMVの美しさがすごい。1人一カ国海外ロケなのも意味がわからない。最早すごいとやばいしか言ってないんだけど、これが一人一人に費やされてることがひえええっとなる…お金…( 'A`)

MV、選べないので公式のプレイリストをどーんと。「韓国語は全くできないけどViviは香港生まれだから英語はいける、と言われたけど蓋を開けて見たら英語も全くできず、身振り手振りで伝えてカメラの前に立ってもらった。まあアンドロイドなのでしゃーないんだけど笑」というdegipediの奮闘エピソード大好き。そしてMU:E artworkが手がけたViViDの見返りヒジンに撃ち抜かれるとよい。最新のChuuのHeart Attackも良いよ!

 

▼サイコーのチルアウトだ!となった曲
そもそもチルアウトの定義を間違えてそうではあるんですけど…クラブに遊びにいって、一番最後の一曲をかけた後に照明を明るくしてお客さんが帰るまでの間に聞きたかったり、帰り道の余韻のBGMにしたい二曲を。

Sik-K,pH-1&JayPark - Iffy

Iffy

Iffy

  • Sik-K, pH-1 & ジェイ・パーク
  • K-Pop
  • ¥250

JONGHYUN - Love Is So Nice

Love Is So Nice

Love Is So Nice


Iffyのさみしい終わりたくない感、Love Is So Niceの溢れる多幸感、コンサートやクラブに遊びにいった帰り道や友達と分かれた後に聞いて( ˘ω˘ )となったなー。どちらも「帰りたくない!さみしい!まだ話していたい!終わりたくない!」をめちゃめちゃ感じさせるイントロ、ちょっと名残惜しそうに「いやー今日も楽しかったなー、ホント楽しかったよ、うん、楽しかった」と雑談をしながら帰り支度をする/帰る様子が手に取るように浮かぶんだ…。

K-POPは大きな音で全身で聞きたくなるような曲がたくさんあるし、知らない曲もたっくさんあるので、頻繁ではないけれどクラブに行く楽しみが一つ増えたなーという嬉しさがある。それを噛み締めるのがイベントからの帰路の途中、ということで、印象深かったこの2曲をピックアップ。

 

▼かっっこいい!!を全力で消費できる曲

Super Junior - Black Suit

Black Suit

Black Suit

カムバックに立ち会わせてくれてありがとう。タイトルであるこの曲然り、同じアルバムのGood Day for Good Day然り、なんてうるさいんだろう…!うるさくてかっこいいだなんてサイコーだ!

Good Day for a Good Day

Good Day for a Good Day

前にもTwitterに書いたことがあったのだけど、ちょっとレトロな木製のフロアで天井は低く、うっすら灯る暖色灯にミラーボールの光が散る、レコードのノイズが混ざった音楽が爆音で流れる場所でかかってそうな曲が大好きなんですけど(イメージビジュアルはこちら↓)、

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すじゅのアルバムはそういう曲が多くてめちゃめちゃ嬉しい。で、そういう曲をうるさい人たち(褒めてる)がカッコ良くパフォーマンスするじゃん。良くないわけない。映画みたい。そう、Super JuniorのPLAYというアルバムは全編通して映画を見ているようだなー。それだ。それ。

で、この、聞いてるだけで爆アゲな人たちのステージをMAMAin香港で見ることができたのですが、正味10分あるかないかのパフォーマンス時間中ずっと「っはぁぁかっこいい!!かっ!こ!いい!!!」と言い続けるという、SEVENTEENに対してもやったことのないアクションをしておりました。なんだろう、大人のかっこよさってこういうことだよね…。後日友人と一緒に公式動画を見返した時も「かっっこいい!ほんとうに!!かっこいい!!!」「おっぱああああああ😭😭😭(本当はオッパではない)」とわめき散らしました。すぱしょ日本でやってくれないかな…コンサート見たい…

 

推しの2017年オブザベスト
SEVENTEEN_SVT LEADERS - CHANGE UP

Change Up

Change Up



ぜんぶたのしい!!生きる!!!(?)となった曲。SEVENTEEN曲、ぶんぶんまでのちょっとした古臭さみたいなのがうるごしで垢抜けて、そのままキレイキレイな路線になるのかなー?と思ってたらめちゃめちゃ都会的なのにガキ大将(?!)みたいな曲とMVで、うひゃあ大正解!!!!と大はしゃぎだった。

私の推しはウジさんなんですけど、この曲1日で書いたそうでそれもなんかわかる。練りに練った感よりも力まずにパーン!と出来た、迷いのなさ感がすごい。カムバックのスペシャルステージではあまり動かないパフォーマンスだったんだけど、今度の日本でのコンサートでは動き回ってほしいなーって思う。車に乗って登場してもいいよ!
TEEN.AGEリリースまでのティザーとして公開されたこれ以外のチーム曲はどれもとても好きだし、タイトル曲のCLAPはMVもステージも百点満点なんだけど、2017年のSEVENTEENからCHANGE UPとROCKETが放たれたのが私はとても嬉しかった。ROCKETすばらしくない??最初のサビが終わった後からのジョッシュのパート・その後のばのんちゃんのパートのどちらも、メロディへの言葉の乗せ方がとっても好きで、SEVENTEENにしては少し早めのテンポ大正解!となるのです。ステージを楽しそうに練り歩くLAボーイとNYボーイを早く見たい。

Rocket

Rocket

 

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相対的に見ても聞いた曲数が多い方ではないと思うし、聞いてこなかった曲の中にもきっと「これはー!」となるものがあるんだよなーと思うと、\\ ٩( 'ω' )و ////ってなる。2018年もミーハーに面白そうな曲を追いつつ、今年はもっとクレジットを気にしながら聞いてみようと思います。あと今年はもう少しタイムリーに記事書こう…。