うたを歌おう
上手いか下手かは置いておくとして、歌う事が好きだ。一人で歌うのも、人前で歌うのも好きだ。何時間でも歌っていられるし、私以外全員寝たとしても、全員が起きるまで歌っていられる。
その昔ある人に「歌うことと汗をかくことはあなたにとってこの上ないデトックスだ」と言われた事があって、あながち間違いじゃないなーって思う。
どっちもそうしたくて仕方ない時があって、そういう時は気持ちに逆らわずにそうするようにしてる。終電近い時間で帰ったのに「あ」って思って2時間歌う、とか、わりとよくある。
うたを歌うのは気持ちがいい。声がよく出るとやっほーって思うし、気持ちが乗るともっとやってやろーって思う。
そんで、お世辞でもすごい!うまいね!と言われるととっても嬉しい。だから求められる曲はみんな歌いたいし、知らない曲は歌えるようになりたい。
(で、もっとほめられたい笑)
でもちゃんと空気を読んで、ここではこれは歌っちゃだめ…とか、めんどくさいひとりルールみたいなのがある。この人と行く時はここまでやっていい、この人ならもう少しやっていいかな…、みたいなのがなんとなくある。
歌いたい曲を歌えばいいじゃないって思ってたこともあったけど、リアクションがいいと気持ちがいいもんで、気がついたらほしがりになってた。あはは。
自分の家でもわりとよく歌ってる…と思う。防音しっかりしてるようなので、うるさくないかなー、まーいいかなー、って気持ちでのびのび歌ってる。
気に入った曲はそればっかりかけてそればっかり歌うし、歌えるようになりたいなーって曲もやっぱりそればっかりかけて飽きずにずっと歌ってる。
とても簡単そうなのにとっても難しい曲もあるし、そういうのはなにくそー!って思いながら何回も歌う。上手に歌えたな!ってなったらちゃんとそういうところで歌ってあげる。ほーら気持ちいい。
歌うことで曇ってた気持ちから解放されることもある。気持ちが晴れなくて晴れなくて、その時の気分で選んだ曲を歌ってたら途中から号泣しちゃって、あー、ここが気持ちが晴れないことの根っこなのか、って気がつく時もある。
歌う回数を重ねてくと、自分にとってのデトックスソングみたいなのがわかるようになってくる。これも不思議なもんで、知らないなりに歌ってみたらいつのまにか目頭熱くなって泣いてたりする事もある。
なんだろなー?歌詞に共感、とかそういうことじゃなくて、なんだろう…メロディーがこりほぐしのおまじないみたいな…とにかくそういう不思議なこともあったりなかったりする。
…なので、気持ちを一番乗せやすいのはうただなー。
その昔自分のライブに来てくれた人に「見たことない表情だった」って言われたことがあって、自分でもよくわからなかったけど、そういうことなんだと思う。デトックスソングがあるのも、そういうことなのかなーと思う。
たぶん、自分を一番解放できる方法なんだろうなー。そういうことを自覚してるよってことが、ここ数年腎臓をヤってないということなんだろう。
明日も明後日もうたを歌おー。
そしたらきっと明々後日も気持ち晴れ晴れだー。
世知辛いけど実際はその通り
先月(1月だっけ?)のこと。
安田さんがゲスト出演するよと言うので、フラジャイルをみた。
その時に書いたエントリーが下書きのままだったので、ちょうどこの間通院してきたところだし、備忘録として。
生死の選択がお金のあるなしで決まっちゃうなんて世知辛いというけど、ホント世知辛いと思うけど、事実その通りだと思うので、SNSにはぱらぱらと書いていたことを改めてまとめてメモ。
うちの梅さん、10月生まれの5歳♀。
骨髄異形成症候群(MDS)にかかってる。
発症したのは2014年11月末。
地元の病院では免疫性血小板減少症と診断されたけど、輸血を繰り返しながらの投薬治療が思うように効かず。
いよいよまずいとなって東大病院に駆け込んだところ↑と診断された。
合う薬があったので、いまは症状こそ落ち着いているものの、完治不可能な病気を抱えて薬を飲みながら生きてる。
人と違って犬の保険加入って任意なので、入らなくてもいい。入ってなければ基本全額負担なだけ。
でも保険にもいろいろあって、梅さんの場合、診断されたどちらの病気も通常加入する保険では適用外。
重いということもあるけど、犬のMDSは日本では完治不可能な病気だから、という点も理由なんだろうなーと思う。
※完治には骨髄移植しかなく、日本ではそれができない
えぐいのは、犬の意思表示を人は理解できないということと、それゆえに治療方針の決定権が100%自分にあるということ。
言葉は悪いけど、「あなたがそうしたいと決めた」が全く通用せず、完全に自分の責任で生死が決まるということ。
(まあ、自分で決めたことの言い訳を他人に求めるのはそもそもどうかと思うけども)
治療や検査だってタダじゃない。お金はかかる。
「血が足りてないのでこのペースで貧血が進むと死にます。輸血しますか?その場合数万かかります」という場面は何度かあったし、東大病院での骨髄検査と入院と輸血で一般的なサラリーマンの月給分位かかる。薬代も毎回万単位。いまでこそ月1だけど、発症当時はどれくらいの頻度で通っただろう。
それを工面できなければ、梅さんはあっという間に死ぬ。
世知辛いけど、そういうものだよ。
この間の通院で、東大病院で骨髄検査をしてからちょうど一年経った。
ようやくステロイドを飲まなくて済むようになったし、
毎日毎食飲んでいた免疫抑制剤(アトピカ)も今では2日に一度、1錠だけでよくなった。
当時のお薬の半分以下でも血液の数値は安定していて、うめさんの生命力の強さには本当に感心させられる。
ラグの上でゴロゴロしながら加筆している今、梅さんは私の真横ですごいいびきをかきながら寝ているんですけど、
数値が安定しているといったってなにが起きても不思議じゃないわけで。
病気のことがあってから甘えたがりに拍車がかかっているけど、しっかり向き合った分信頼してもらえてるんだな〜って思う。
犬って素直だね。
無事に6歳の誕生日が迎えられるといいなー。
なぞる
その式に向けて、新郎に頼まれてプロフィールムービーを作ったのです。
お世話になっている先輩でもあるし「何かできれば」という気持ちと、新年明けて早々にMacbookProを買ったタイミングだったので慣れるために。
誰かのプロフィールムービーを作るのはこれが2度目だったんだけど、30数年分の2人の人生を10分弱の動画にぎゅっとおさめる作業は、物理的にも気持ち的にもなかなかエネルギーを使う。
2人分の人生と向き合うのってすごい。
大きな影響を与えた人、好きなもの好きなこと、馴染みの友人、色々なものをていねいに積み上げる。
どういう人と関わって何を選んできたのか、上澄みしか触れられない中でも、ここにも人の一生が確かにあるなーって思いながら記録をなぞっていく。
私の作ったムービーでその人の人生がプレゼンされるのって、独特の緊張感がある。
仲の良い人でも知らない時間はあって、このムービーがそこをいっぺんに埋めていく役割を果たすんだから、そりゃあ作る方も気持ちが引き締まるってもんだ。
ムービーはおかげさまで好評だった。
流し終わった時に拍手がもらえるのは嬉しいなー。
新郎新婦にもありがとうと言ってもらえてよかった。
綱町三井倶楽部、クラシックで素敵だったし式も落ち着いていてとてもよかった。
新婦からの両親への手紙では愛情たっぷりのdisからはじまり笑いが起こるも、これまでの感謝をていねいに綴っていて温かい気持ちになった。
久しぶりに会う人もみんな楽しそうで、そんな式に少しでも役に立てて良かったなーって思ったよ。
本当、良い結婚式でした。
走れた(驚)
この間声をかけてもらって横浜を走ってきた。
全部で5.5キロくらい。
絶対走れない!!!と思ってたけど、思っていたよりもちゃんと走れたことに自分が1番驚いた。
それよりも何にびっくりしたかって、翌日翌々日と下半身がものすごい筋肉痛に襲われたことで…
走るだけでこうなるのか…ああ…(>'A`)>ていう気持ち…
でも景色を目で追いながら走るのは楽しかったし、大さん橋から赤レンガ倉庫が見えて次はあそこまで行ってみよう、とか、行きたい場所が次々出てくるのは良いなーと思った。
海沿い天気いいあったかい、っていう条件がなにより、ほんとなによりで、とても遠足気分。
行ってよかったなー。
走り終わりからのビールのうまさは言うまでもないので割愛。
↑大さん橋パノラマ。完璧な晴れ方。
横浜じゃなくても、ちょっと昼間ぽかぽかしてる時に地元の大きい公園まで走るのも悪くないなー。
今年はBluetoothのイヤホンを買うと決めているので(そして買わずに2カ月が過ぎた)、春になる前にきちんと買いに行こう、と思いました。
【国内正規品】 PLANTRONICS Bluetooth スポーツ用ワイヤレスヘッドセット(ステレオイヤホンタイプ) BackBeat Fit Blue BACKBEATFIT-BL
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また走ろー。
ホットチキンバーガーは何度でも蘇る
2016/2/4(土) シアターブルック&トライセラトップス@クアトロ
どちらも対バンで見たことありそうなのに意外と見たことがなかった二組が一度に見れるよ!ということで、クアトロまで行ってきたよー。
シアターとトライセラはもともとepic時代の先輩後輩同士だそうで(知らなかった)、あの時はねー!ねー?っていうエピソードやセッション中のアイコンタクトの多さに、長くバンドが続くことのごほうびみたいなものをたくさん感じた。
そのごほうびは私みたいな聴き方をしている人には勿体無いくらいの贅沢だったなー。
例の柱に遮られて林さんはあまり見えなかったんだけど、吉田さんは思ったよりタイトに叩く人で、でも二人とも朗らかなオーラしかまとってない、みたいな印象。
トライセラは全員から陽の粒子がとぱぱぱぱって出ているんだなー。
バンドに興味は持っていなくてもテレビやラジオで繰り返し聴いてた曲はしっかり覚えているもので、Raspberryやロケットに乗ってを演ってくれれば「.。゚+.(・∀・)゚+.゚」こんな風になるし、たまたま知ってお気に入りだったMILK&SUGERも挟んでくれるとなれば「。・゜(つд⊂)・゜・」こうなるよな…
とってもとっても楽しかった。
そしてシアターの貫禄たるや…
タイジさんソロでしか見たことがなくて、意外にもシアターブルックとして見るのは初めてだったんだけど、こうもソロと空気が違うとは驚き。
ソロに比べてシアターは空気がヒリヒリしていて水分がない。
ドラゴンの吐息、夢とトラウマ。恒例の曲と比べて怪我しそうにザラついていて鈍い重たさに喰われていく感が凄い。
ポリティカルな一面も、子供のように無邪気な面も、びっくりするような色気も、全部まとめて含んでるタイジさんはロックスターだなーって思う。
セッションでFEVER、もう一度世界を変えるのさを全員で演奏したんだけど、時代が混ざる感ていうか…
冒頭にも書いたけど、バンドが長く続くことのごほうびだなーと思った。
そしてトライセラ吉田さんからあふれる沼澤さんへの愛情。
何回アイコンタクトとってたんだろう…
でも本人たちが楽しいのはこちらにも直接伝わるので、仲良きことは美しきかな、と思ったのでした。
同行者はシアターファンの方だったのだけど、怒髪天とかその世代の方なので歳もそれなりに離れていて。
私がトライセラの世代なので、こういうイベントやフェスでもない限り話すことはなかったんだよなー、と思うと、先輩後輩同士でのイベント、ええやん!と思うのです。
ええやんええやんー.。゚+.(・∀・)゚+.゚と思いながら、ラーメン食べて帰路につくのでした。
↓ライブのレポートはバークスから。フェスやイベントでまた見れるといいなー。
私を構成する9枚
流行りのタグに乗っかって構成してる9枚を選んで、時系列順に左上→右下に並べてみた。
restoration LEVEL→3 / T.M.Revolution
La'cryma Christiよりも数年前になるので、1枚目はこれ。
ファンクラブにも入っていて、ライブにもよく行ったなー。
るろ剣リアタイ勢なのでその影響がとても大きいと思う。T.M.Revolutionで一番好きな曲もそれ。
大ちゃんの曲はモノトーンの中に光るブルーグリーンだ。
つるんとした近未来色を感じることが多くて、陽炎は私のイメージがそのまま視覚化されてる良例なんだけど、その片鱗がよくわかるこのアルバムが貴教の中ではやっぱり一番。
余談だけどるろ剣がアニメ化した時は「ジュディマリ?!そ、そばかす?!」と新聞の一面広告を見て腰を抜かした思い出がある一方で、HEART OF SWORD 〜夜明け前〜 がエンディングになった時もやっぱり腰を抜かしてた。曲名がストレートに「剣心」になってる事に気付いたのはずいぶん経ってからで、そういう言葉遊びをわかりやすく入れてくる井上さんすげー、となったのでした。
Sculpture of Time / La'cryma Christi
メジャーデビュー1枚目のアルバムにして傑作。
15年強経った今でも揺るがない唯一無二。
ねっとりした癖の強い独特のハイトーンボイス。シンプルなセットから飛び出る変拍子や耳から離れない一瞬のリズム。(身体的にも音的にも)踊るベースライン。完璧なツインギターのアンサンブル。涙腺を撫でるような美しいメロディーライン。景色や空間を切り取ったような深度のサウンド。
こんなに個々が主張しているのに破綻するどころか完璧に共鳴していて、こんなに奇跡みたいなアルバムは他に知らない。
びっくりする位古くならなくて、時空を軽々と越えてくるし、ほんと宇宙。
この宇宙が私の5割以上を占めてる。
- アーティスト: La’cryma Christi
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/11/12
- メディア: CD
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i/flancy / 矢井田瞳
1stも2ndも大好きなんだけど、3rdでアイルランドの風を手に入れてからの飛びっぷりがたまらなく好き。
イモージェン・ヒープがコーラス参加しているこのアルバムのリードトラック「i can fly」が本当に本当に全方位ヤイコ的で、くるりくるりと踊る声やぽんぽん跳ねる高音のメロディー、漂う異国情緒、どれを取っても文字通り飛べちゃうし、私はこのアルバムはこの曲を世に放つためのアルバムなんだと思ってる。
これ以降表現がもう少しストレートになっていくんだけど、デビューからここまでの3枚のアルバムに詰まってる癖のある歌い方は、私が一番出しやすい声色で、一番気持ちよくなれる歌い方なのです。私の歌の基礎。
DEPTH OF LAYERS[UPPER] / THE JETZEJOHNSON
ちょうどこのアルバムを出す前のロフトワンマンに連れて行ってもらってから、なので、リアタイはここから。
フィギュアもダウナーも大好きなんだけど、1番聞いたのはアッパーだった。
「ジェッジを見るなら対バンじゃなくてワンマンで見るべき」と教えてもらったとおり、ワンマンで次々に繋がれてく曲とがっちり練られた構成が好きだから、アッパーの曲は自分の中ではライブで育てた感が強い。
その後から今まで、ずっと聞き続けているので、La'cryma Christiが宇宙ならジェッジは血だなー。
血は巡るし、時間を掛けて生まれ変わって、生まれ変わった血はまた全身を巡る。
リマスター版も出た。まだ聞いてないんだけど、どうなってるかなー。
hikarihimawari / cruyff in the bedroom
ジャケットの夜の向日葵がそうであるように、冬の真夜中に聴きたくなる曲はこのアルバムの曲がほとんどで、寒くて真っ暗な中で聞いているとイヤホンからどんどんキラキラした何かがこぼれてくる。
繊細なギターに轟音が絡んで、そこにあまーいあまーいユウスケさんの声が入るともうそこは夢。
と同時に、シューゲイザーとかドリームポップとかUKギタポハウスにテクノにワールドミュージック…幅広いジャンルの扉を開くきっかけになったのがこのアルバムだった。
she goes to the world's endや、hikari cathedralがなかったらあれだけ濃密にクライフを聴きこむこともなかったし、それがなければdrop界隈と交わることもなかったし、シューゲイザーはもちろんUKロックやギターポップに触れることもなかったしクラブに出向くこともなかった。
音楽は本当にきりがないな!と思うきっかけはクライフからもらったなー。
- アーティスト: cruyff in the bedroom
- 出版社/メーカー: YAMAHA CORPORATION/CREAGE
- 発売日: 2003/10/16
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From a smalltown / GRAPEVINE
というより、FLYのシングルでもいいのかも。
目覚める時は突然で、私がたまたまチャンネルを変えたらこの曲(FLY)が流れていて、ストレートロックと好みのコード進行、出所のわからない有り余る色気に「誰?!」とびっくりしたのを覚えてる。
すぐにそれがGRAPEVINEであることを知るんだけど、それはそれで「どうして今?!」と二度びっくりするのだった。
とても素直にロックバンドをやっていて、その素直なところが好きなのです。素直なロック部門代表。
それでもFLYとJuxtaposedが同じアルバムに入ってるあたり、素直なロック部門といえど充分ねじれてると思うし、そこがとても愛しい。
RAVO / ROVO
10分を超える歌なしのインストが5本、とてもシンプルなようで、エネルギーの塊みたいなアルバム。
音源として聞くと騒騒しい頭を容赦なく黙らせるのに、ライブで聞くと細胞レベルで動きたくなるしどんどん映像が生まれてくる。沸々とする。
ROVOは年1で「あーそういう時期よねー」となってそこからずっと聞き続け、一区切りするとぱったり気持ちがよそに向く、っていう、不思議な立ち位置。
一年の中できっちり聴き時が決まっている、とても旬があるバンドなのです。
そしてその旬はもちろん宇宙の日めがけてやってくるので、ホント衛星のようだなーと思う。
La'cryma Christiとは別の、素直な意味で、めっちゃ宇宙。私の宇宙。
FIGHT / 関ジャニ∞
ぼんやりとしか覚えてないんだけど、エイトコンに連れてってもらう前に見せてもらったのが多分FIGHTのツアーの時の映像で、グッズからオープニング映像から何から何までぶれない演出にふわあーーってなったの。行っていればよかった…すごく行っていればよかった…
コンサートの映像もアルバムもどちらも初めて触れた時はその時点で過去で。
普通ならアルバム聴いてコンサートを楽しみにして「さあツアーだ」となって気持ちが昇華されるはずが逆行しているから、いつまでも昇華されずに気持ちだけ強くなるばっかり。
関ジャニ∞のアルバムは他のどのバンドのアルバムよりもコンサートとのリンクが強いから、FIGHTは「どう頑張っても叶わぬ恋」みたいな立ち位置(うわあ)。
悔しさってそのまま思い入れに変換されるんだなー。
ホント行きたかった…
ZIGAEXPERIENTIA / supercell
ボカロ時代よりやなぎなぎ時代より私はこゑだちゃんのボーカルのこのアルバムが1番。
鍵盤触りながら曲作りをしていたryoさんがギターを使いながらの曲作りが本格的になってきた時で(たしか)、それはこゑだちゃんのあの声だから(だったはず)、と記憶しているんだけど。
初期の手法も新しい手法もそれぞれ良さがあるし、そのどちらも活かされた曲のダイナミックさは聴いてて圧倒される。それに負けないこゑだちゃんの表現力もものすごくてこっちにも圧倒される。
私はryoさんのメロディー&アレンジセンスが本当に大好きで、タイアップした時の歌詞と作品のリンクのさせ方にも愛があってとっても好きで、そんな事もあってか、曲の打率が抜群に高い。なんならこの9枚の中でも1番高い。