私のワールドツアーが終了したよ 〜 コンサートにまつわるあれこれ編

ごきげんよう。時刻はただいま台湾時間で14:08、場所は空の上。投稿する頃にはもう帰国してるはず。

小笠原漂流記が完結していないのですが、昨日の台湾公演を以って7月から始まったSEVENTEEN 1st world tour DIAMOND EDGEへの私のCheck In予定を全て消化し終わりました。ありがたいことにこの歳にしてかなり多くの経験を積めたので、何事もやってみるもんだなーっと。

ちょっと書いておきたいことがいっぱいあるので、コンサートにまつわる事と、コンサートのことと、観光のことにわけてずらずらと書きます。今回はちゃんと完結させたい…。

 

▼そもそも海を越えての遠征は初めてだった

海外旅行は何度もしているのだけど、コンサートを主目的にした旅行はなかったなぁ。でも一度チケッティングをしてしまったら「あれ、割と自力で取れる…」となるし、一度飛行機を探してみたら「あれ、高い時期だけどダイビング遠征の時より高くない…」となるし、一度宿を探してみたら「あれ、ゲストハウスじゃなくても思いの外安い…」となるわけで…。なので、お友達と8月の香港遠征を決めた後は直前で韓国行きを決め、さらに台湾行きも決め…。ドミノ倒しのように次々と飛行機と宿を抑えていて我ながら驚くばかりの6、7月だった。「ワールドツアー4カ国参加」っていう、自分にとってはなかなかの未知の領域に足を突っ込んだな…という気持ち。

でも本当に本当に航空券と宿が高くない。海外旅行となると「お金かかりそう」っていう先入観があるのだけど、近隣アジア全然そんなことない。オフシーズンは、便さえ選り好みしなければ15000円以内で往復できるし、宿は2人2泊で15000円くらいのところだってある。コンサート以外で楽しめる場所もたくさんある。チケット代が何なら一番高いかもしれないっていう…。

行ってみたいけど色々な理由をつけて行かないという選択肢をとる人は、何とかなるものならぜひその色々な理由をどうにかして行ってみてほしいと思います。そりゃ写真や動画はたくさんあがってくるし、配信もあるし、日本でも十分な情報は得られるんだけど。海外遠征してみて初めてわかることがめちゃくちゃたくさんあったし、行った国がぐっと身近になる。何より各国とそこに遠征しにきてるファンがいて、国によってはそこがホームグラウンドっていうメンバーもいて、エンタメに対するお国柄みたいなのもあって…世界規模ってスゲー、と素直に体感できる機会はそう多くないと思うのです。台湾に一緒に行ったお友達は待機列で現地のファンの子に話しかけられたそうで「日本人?どこに行ったの?来てくれてありがとう、次はこことここのお店にいってみてね!」と言うやりとりがあったとか。そういうの、逆パターンのシーンを見たりエピソード聞いた記憶って、私はない。なんだかじーんとしちゃう。そういうのも含めて遠征だと思うので、ぜひ。

 

▼海外公演のチケット、意外と自力で取れる

韓国はmelon ticket(globalのほう)、香港はCityline、台湾はtixCraftを使って、全部自力でチケットを取りました。日本人による先駆者の知恵があちこちに残っていたおかげ…ありがとうめっちゃありがとう…。ここについてはとにかく色々な違いを目にすることが多かったので、初めて目にした時の驚きとかそーいうのを覚えておきたくてメモ。How toではないですし間違えてる情報があるかもしれません。あしからず。

 

⑴ VIP(STANDING)、SEATEDが明確に分かれている

日本のコンサートって、指定席でもみんな立つじゃないですか。韓国香港台湾は立ちません。立っちゃダメ。立ってワーワーしながらみたい人はVIPと呼ばれる、スタンディングエリアのチケットを取る必要がある。

私は韓国公演はスタンディング、香港台湾は着席で。韓国は到着がギリギリだったので整理番号順の整列を体験せず…ブロックが割と細かく分かれていて、ぎゅうぎゅうに詰め込んだりしていなかったので、ステージ間際で快適にコンサートを楽しめました。香港は縦長ステージの後方、台湾は花道サイドのやや後ろの方だったので、体感的な距離の差はあれど、着席って快適…とにかく疲れずにじっくり見れる…という。それぞれに良さがあるなーとなりました。私はことSEVENTEENに関しては感情を放出できる方が好きなので、スタンディングで思う存分ワーワーできる方が性に合っているようでした。

 

⑵ VIP(STANDING)には特典があるということ(これは韓国と日本以外)

海外公演行こう!と決めて調べて初めて知ったのだけど、VIPチケット(スタンディングエリア)には特典があります。会場によるのかもしれないけど、抽選でハイタッチかサウンドチェックパーティ(おそらくリハ見学と思われる)、サイン入りポスターが、できたり見たりもらえたりします。香港の時は直前で抽選→VIP全員とハイタッチに変わったりしていた(はず)りもしたけれど、台湾はちゃんと抽選だったみたい。

香港では、ハイタッチは終演後のお見送りとして実施されていて、終演後、待機列のあったエリアに移されてみんなはけるのを待ってからハイタッチでお見送りだったようです。私はこの時ちょっとしたアクシデントがあったんだけど…まぁその、その気になったら後日まとめます…

 

⑶ 整理番号or指定席を自分で指名買いできるということ

日本と大きく違うのはこれ。ホントこれ。実際の画面はそれぞれのサイトで見てほしいんだけど、ブロックしていとかではなく、本当に1席1席の座席を選んで買うの。映画館でチケット買う時のアレをイメージしてもらうのが間違いない…。台湾は座席自動振り分けしかできなかったんだけど、韓国香港は指名買いでした。(韓国は結局はそこもスタンディングエリアだったので、座席=整理番号ということだったのかな…ギリギリに入ったのでその概念がよくわからないまま)

座席指定して買うということは「チケットが発売される時点でステージ構成が公開されている」という事になるので、日本で言う「チケット運」と言う概念は、おそらくない…。台湾のように自動振り分けの場合は、掴めた席を買うか買わないかの決断を自分でするので、どちらにせよ海外公演の座席は誰のせいにもできない。「その公演に(その席で)参加する」という計画と意思をはじめから持って買うのが、文化の違い…となるところ。

だからこそ、どのアングルを狙うのか・どのアングルを捨てるのかは、指名買いできる公演はめちゃくちゃ考えたし、あっという間に売り切れる公演は欲しい枚数分何としても確保することに集中するし…チケットを買う前から公演に対するこちらの姿勢みたいなのをすごく考えたなーとなりました。

 

⑷ チケット代が日本の相場よりも高いということ

詳しくは調べてもらいたいんですけど、さっき書いたエリアに応じて、結構チケット代に開きがあるのです。特典付きのVIPで日本円で約20000円くらいするものもあれば、後方着席席は9000円くらいとか…それでもVIPエリアからチケットは無くなっていくのですよ。うん。代行はこれに手数料が乗るわけで、そりゃスゲー価格になるよねーとなる。

どの席を取るかは値段に左右される部分も結構大きいのだけど、私は春のKCONでハイタッチ出来てたり、ワールドツアーに何箇所か参加することが決まっていたので、総合的にここはこの額のチケットで手を打とう、と決めて行動したりしました。

さっきの座席指名買いの話にも繋がるのだけど、高い値段を出して待遇の良い席を競合ひしめく中掴みにいくか(ハイリスクハイリターン)、ほどほどの値段でも良いので入れることを念頭に抑えにいくのか(ローリスクローリターン)、行くことだけ決めて運を天にまかせるのか(博打)…と並べると、日本のチケッティングの発想の元はどこなんだろうとなる。

お友達に教えてもらったのだけど、ミッチー(及川光博)のコンサートはかなり細かく席種と値段が分かれていて、わりと今回の海外公演のそれに近いのかなーと思ったりもして。

 

⑸座席グリップ〜申込確定までのタイムリミットと、キャンセル復活

これ。日本は取ったらどんな事情があってもキャンセルしないのに、韓国香港台湾はそうじゃない。なので、日本でいう「発売開始5分で全席売り切れしんだ\(^o^)/」は違う。あなたはまだ死んでない…

日本でいうとこの未入金キャンセルはもちろんあるんだけど、何より一度掴んだ席の申し込みを完了させるまでのタイムリミットがすごい。このタイムリミット内に申込を確定させないと、掴んでいた座席は即座に放出される。タイムリミットはサイトによって違うのだけど、今回使った3サイトの中で最短はたしかmelonの5分だったかな…。他も10分とかそんなもん。間違えてたらごめんなさい。とにかくとてもシビア。

いいですか、そのタイムリミット以内に、掴んだ席の決済方法入力・受け取り方法選択・その他諸々を """冷静に""" 処理するんですよ?そのサイトに英語版があるならまだしも、それぞれ現地の言語しかないならブラウザ翻訳の不思議な日本語に頼るか、先駆者の知恵を借りて自力で現地の言語の荒波をかき分けないといけないんですよ?しかも席単位でチケットを選ぶんですよ、アクセス過多でサイトが安定しない中。申込画面に進めた瞬間に「つかんだ!!!!」となるので、冷静さなんて一瞬で飛んでくんですよ…10分だって短い…。

お友達と協力して、一口で買える枚数以上を確保しないといけないなら尚更短い。事前に作戦会議をしていなかっから、特に会場規模の小さいところなんて絶対に取れないな…となったよね…

で、申込が完了しても、クレカ情報を間違えていたり、間違えて振り込みなんて選ぼうものならせっかく掴んだチケットも手からすり抜けていきます。未入金キャンセルというやつ。tixCraftだと販売開始直後に完売→数時間後にキャンセル分を集めて販売再開となっていて、す、数時間でキャンセル集めてまた売るの…?!となった…なんだそのペース…(驚)それと当日はダメでも毎日ウォッチしていると、掴んだし入金もしたけどキャンセル放出した人の分がぽろぽろと出てきたりするので、その瞬間ダメだったら終わり、では、ない…し、後ろの方の席は割とあまりがちではあるので、選り好みしなければ意外と道は開けたりするのです。

ちなみに後日韓国のYes24で別の公演を取った時は色々助けてもらって振り込みで申込したんだけど、申込期限は翌日の23:59まででした。ひええー。

 

⑹意外と会場受け渡ししてくれる

海外ユーザーに対して開けている、という事なのだと思うけど、香港意外は事前クレカ決済&当日現地受領でチケットを受け取りました。もちろんパスポートとチケット申込詳細は提示するんですけど、日本ではそんなの関係者入場かライブハウスの取り置き位でしか見かけず、大きな会場でそんなことしてるのあまりみないのでとっても新鮮だった。これがあると国外からのお客さんは慣れないことをしなくて済む分ハードルが下がっていいよなーと思いつつ、人件費と事前対応タスクが格段に上がる…と思うので複雑な気持ち…

ちなみに香港は会場ではなく、現地にたくさんあるチケット発券機(ファミポートとかLoppiみたいなもん)で購入に使ったクレカを通すと瞬時に発券してくれる、というものを活用。空港にもあるし、主要施設にはあちこちに設置してあるので超便利でした。

 

▼本国でも遠征先でもない日本

アジア圏何箇所か回ってみて、日本の位置付けって独特だなーとなった。特別ではなくて独特。

韓国は本国だしソウルコンはやっぱり特別だ。1日ごとにチームdayが設けられて、ソウルコンでしか見ることのできない演目があるし、演出もある。単コン初野外だし、花火もバンバンあがる。センステには水たまりが出来ていて、Swimming Foolのあのステップは水たまりがあることで完成するし、完全に青春の塊だったHealingでの水遊びはソウルコンでしか見られない。グッズの量も違う。やっぱりソウルコンが100%だ。

台湾香港は、チームコーナーこそ残るものの、セットリストの一部がごそっとなかったりする。グッズはソウルコングッズの一部持ち込みだった。でもMY I中国語バージョンはこの二箇所だけの披露だったね。じゅんぴとミンハオを抱えるグループとしては中国語圏はメンバーのホームであるわけで、空気感はほんわぁとあったかくなる。

一方の日本。キーになるチームごとの主要演目が一回でまとめて見れたのは日本だけだった。グッズは全てオリジナル。でもここ誰のホームでもないんだよね…。お友達と「日本公演は独特の緊張感がある。会場の大きさのせいもあるかもしれないけど、日本市場でどれだけやれるかの品定めをされている感がすごい。」みたいな話をしていて確かに…となった。大事なお客さんと捉えられているのだなぁと思う一方で、ものすごくビジネス的でもあって、だから独特。香港台湾の方が遠征に来ていて楽しい!ふたりのホーム!わーい!感が強いなーっと。日本公演に本国とは異なる力を注いでくれるのはとてもありがたいことではあるんだけど、のびのびやれる遠征先であってほしいなーとも思うわけです。ヲタク色々なことを望みがち。悪い癖。

 

 

…と、コンサートにまつわるあれこれでこんだけ書けるくらいの経験ができたわけです。海外公演、ちょっとでも行きたい気持ちがあるなら本当に行ってほしい。その時は代行に頼らず、1から全部自分で手配してみてほしいです。初めてわかることが最低でもこれだけあるし、これにさらにコンサートと観光が乗っかってくるわけで。ものすごい情報量なので体力や頭はしっかり使うんだけど、得られるものがものすごくたくさんあるから!

 

…以上、コンサートにまつわるあれこれ編でした。はー、書いた書いた。コンサート編と観光編はまた後日に。

 

小笠原漂流記(4) 海がだめでも山がある

ダイバーの朝は早い(2日目)。おはようございます。昨日の夜2本もvliveがあるなんて聞いてない…ヲタクLINEにお花咲きすぎて…眠い…f:id:dainouti:20170321000821j:image

 

さて、昨日は一本潜ってギブアップしたダイビングですが、今日はどうかなー。天気は良いのだけど風がすごいし雲行きは怪しい…と思っていたら電話が。

 

 

なんとー!(>'A`)>

 

海況は昨日より悪化しているようで、まー船は出せないですよね…気持ちを切り替えて宿主に相談し、急遽トレッキングに同行させてもらうことに(宿主のガンジーさんはネイチャーガイドもやっているのです)。元々陸の予定はガンジーさんにお願いして最終日に入れていたので、予定を入れ替えてもらったのでした。融通をきかせてくれるのありがたい…!

 

で、トレッキングの行き先はというと、こちら!

 

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ハートロック(千尋岩)

※お写真お借りしました

https://www.arinoki.com/travel/chichijima/page10.shtml

 

海から見るとハートの形をした岩、これの上を目指します。標高300m強と、私でもなんとかなりそう…良かった…でも何と言っても風が!びゅいんびゅいん吹いていて!飛ばされそう!!

 

駐車場から少し歩いて入り口に着くと、何かある…

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小笠原は世界自然遺産なので、外来種を持ち込まないように!と、竹芝でも言われて靴裏の泥を落としたりしたんだった…。千尋岩を目指すにしても同じことで、ここでも外来種を持ち込まないためのとっても原始的で簡単なお掃除をします。

靴裏は↑でゴシゴシしたあとお酢をかけ(効くらしいよ)、服はなんとコロコロ(!)で掃除。コロコロした紙はくっつかないようにゴミ箱にポイ。糊面に着いてる生物や種子は後日ちゃんと確認するんだって。

掃除が終わったら行き先をマーク。行き先によって異なる石やサンゴを指定の場所に入れます(これ下山しても元に戻さないんだって)。ガイドさんはこれを見て混雑具合をはかったりします。

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風はものすごく強くて、登山道のすぐ脇に生えてる竹がお互いぶつかり合って鳴いてるくらいだけど、天気はめちゃくちゃ良い。

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だんだん植物の種類も変わってくる。

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雨がしばらく降っていなくて水不足が深刻なこともあり、昨日雨が降っていても滝はこんな感じ。

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急遽ツアーに混ぜてもらったので、学生4人組と一緒に登った。若い。おばちゃん足引っ張らないように頑張って登る。

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繰り返しますが、風は強いけど天気はめちゃくちゃいいんだよね…じわっと汗をかく。

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ところでこの父島、もう少し行くと硫黄島があるんですよね。なので父島にも戦争の名残が割と生々しく残ってたりするのです。防空壕、軍のジープ、通信施設と通信機の残骸、爆弾の後…誰かが置いていった陸軍印入りのお皿もあった。防空壕は下山した後に実際に入ったりもしたんですけど、山の中を迷路のようにほってあって、当時は火やランプで照らしていたんでしょうけど今はまっくら。何かに使っていた大きな釜や、荷物を運ぶのに使っていたと思われるトロッコのレールもそのまま。言葉に詰まるよねぇ。

防空壕、数人しか入れないようなものから、あちこちに繋がっているものまで様々。

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鉄は腐敗して最終的には土にかえるけど、タイヤはそのまま残ってしまう。トラックがひっくり返ったままだったりするのだけど、これが突然山道に現れるから「おお…」ってなる。

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通信塔と通信施設。建物の頑丈さ、屋根の分厚さから戦争において通信の重要さがわかるよね。手前に置いてある箱は、もし遭難してしまった時のために、水や非常食などが最低限入っているとのこと。

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中はこんなに真っ暗でひっそりとしてる。

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山道の途中でこんないたずらも見かけた。同じ人の仕業なのかなー。

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これはちょっと絵面がダメな人もいるかもしれないけど、マルハチの木…の、皮。小笠原固有種で、剥がれ落ちて乾燥してくるとこの柄がはっきり浮かび上がる。結構かたいんだよ。

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そうこうしているうちに千尋岩が見えてきたのだけど、はじめにも書いた通りものすごい風だったので…

風の強さ伝わる?標高300m吹きざらし感すごい。 #小笠原漂流記

 

がっちりした柵などないからね!本当に飛ばされるかと!笑

でもここゴールじゃないから!ここからさらに20分位歩いて、たどり着いたのがここ!

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千尋岩ーー!

 

はじめのお写真を思い出していただきたいのですが、いやー、あかい!あかいね!!

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このあかさですよ。めっちょきれい。

そしてここ、岩なので、少し先に行くとそこはもう断崖絶壁。風が強くてギリギリのところまではいかなかったけど、柵も何もない(2度目)のでなかなかスリリング。天気も変わりやすく、着いた時は曇っていて、雨降るかな…みたいな様子だったけど、少し待ったら晴れてきて!今だー!となって撮ったのが↑のパノラマなのでした。

そして作っていただいたお弁当mgmg。

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でも千尋岩よりも圧巻だったのはがじゅまるの森。言葉が出ない。あんぐり口を開けてひたすら周りを見渡してばかりだった。足元まで伸びた(足元から生えた?)木をたどって木登りができちゃう。軽率に「神様がいそう」って思ってしまう。

がじゅまるの木。昔はこれを垣根にして家が建っていたとのこと。井戸や玄関の跡がある。すごい。 #小笠原漂流記

写真で見てもこの迫力だもの。すごい。

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下山する時は行きよりもサクサク歩き、予定よりだいぶ早めに戻ってきてしまったのでした。行きに混んでて撮れなかった、大きなタコの木での写真も帰りにパチっと。

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下山後は学生グループと別れ、行きに一緒だったシーカヤック組と合流して晴天の島内観光に繰り出すことに。

https://www.instagram.com/p/BRpdsq9A0yd/

下山しまして、晴天の山巡り。桑の木山からが絶景すぎてやばい(やばい #小笠原漂流記

https://www.instagram.com/p/BRpeWWrgRmY/

初寝海岸が全部見える。真ん中は白砂が続いていてシュノーケルしたさ振り切る感じ。 #小笠原漂流記

 

荒天の島内観光も楽しかったけど、晴天はやっぱりきれいだ!!

 

そして千尋岩に行く途中で通信施設とか諸々みたけれど、そこじゃなくても当時の面影はあちこちにあるようで。発電所の跡に連れてってもらったりもしたよ。廃墟ツアーして貰えばよかったなー。

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そしてここにも行ったよ!

https://www.instagram.com/p/BRpiUg5gLd7/

ウミガメの保護活動をしている施設に来たよー。八丈にもいるアカウミガメ、小笠原にいるアオウミガメもいた。あとアルビノが…!初めて見たアルビノ。 #小笠原漂流記

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ウミガメのアルビノ…!し、白い…!片目がよく見えない子のようで、この子のともう1匹だったかな…保護されていたよ。

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この後シーカヤック組と別れ、日も暮れてきたので、初日にしかお目にかからなかった夕日を抑えに行こう!と、本旅3度目のウェザーステーションに。

https://www.instagram.com/p/BRrNhQegQ_0/

昨日の夕日。このあとみるみる曇っていき、日没の頃には分厚い雨雲に覆われてしまったのでした。 #小笠原漂流記

この日の天気は本当に変わりやすくて、あっという間に曇ってしまった。遠方を見ると夕立が降っている場所がわかっちゃうくらい、局地的に天気が違う。でも地上からの夕日が抑えられたので余は満足である。

 

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この日母島から戻ってきたさくらちゃんとここで合流。そのまま宿に戻って、また飲みに出かけるのであった…

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いよいよ明日は小笠原滞在最終日だー。果たして最後にダイビングできるのか!?続く!!

 

小笠原漂流記(3) 雨にも負けず風にも負けず

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ダイバーの朝は早い。おはようございます。大きなあくびが止まらんとです。うーたんも眠そうである。

 

今日は一日ダイビングの予定なのですが。海の様子はどうかなー?と思いつつ、船の上で食べるお昼は自分たちで持ってきてね、ということで、近所のパン屋さんでパンを買い出し。

朝6:30に開店して7:00にはなくなっちゃうとのことだったんだけど、海況不良でツアーが飛ぶところもあったようで、7:00過ぎに行ってもまだラインナップ豊富でした。調子に乗って4つも買ったので、1つは朝ごはんに食べました。島たまごのクリームパンめっ美味。あっという間に完売してしまうのも納得。ちなみに島のパン屋さんはこことあともう1箇所しかないとのこと。

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しかしこの曇天ですよ…

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本当に船出るのかなー?と思いながらピックアップを待ち、船に乗り込み、ポイントに向かったんだけどーー

 

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すごい波wwwwwww

それでも午前中に「エビ丸」たるポイントに潜ると、小笠原固有種のアカイセエビやカンパチの小群れを見ることができたよ!全部おおお美味しそそそううう_:(´ཀ`」 ∠): ニラミハナダイっていう、国内ではここくらいしか見られない子もいてとってもお腹いっぱいだった。

そうしてるうちに海況はどんどん悪くなり、この一本でギブアップし帰港することに。後から聞いたらこの船ともう一隻位しか出てなかったようで、「よく(船)出したよねーあははははー!」って言いながら戻ってきたのでした。荒れた海はそれはそれで楽しい。

 

シャワー浴びた後でログ付けをしにダイビングショップ「エスコート」に。昨日のまとめにも後から追加したけど、エスコートさんはログ付けの時にどの辺りで何を見たか、地図や図に起こして教えてくれます。どこで何を見たか、の、どこで、って忘れがちなので、順番に思い出せてとてもありがたい!

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そして本日のバディさんたち。

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昨日一緒に潜ったオヤマくん(静岡で海洋生物の勉強をしている学生さん)、ダイブマスター講習中のアオイさんとヒデさん、イントラのイトウさん、船長のオオタさん。アオイさんとヒデさんも海洋科学科の学生さんで、海洋大生の多いこと。ヒデさんは自宅でカブトガニを20匹位飼育していて、個体識別ができるんだってよ…特殊スキルホルダーじゃんしゅごい。

ヒデさんが持ってたカメペンもかわいい。

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ログ付けをした後は宿でお昼をふるまっていただき、荒天の島内観光に繰り出すことに。荒天はそれはそれで楽しい(2度目)。

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ここで見た、タコノキの葉を使った民芸品「タコノ葉細工」を体験できる工房があるということで、船で仲良くなった梓ちゃんにくっついて私も作りに行くことに。

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土台から何から全部このタコノ葉を使ってできていて、とにかく軽い。カゴやコースターなど色々作れるのだけど、私はブレスレットを。2時間くらいで簡単に完成しちゃうんだよ!夏らしくてきれい。「女の人は色選びに、男の人は模様選びに時間をかけるのよねー」と話す志保子さん。私色選びに20分くらい掛けてて、そんなに悩む人はあまりみないと笑われた。

 

ブレスレットを作り終えた後は宿にてごはん。前日ふくちゃんで飲んだ時に誕生日が近い人が多いということがわかったので、今日誕生日会やろう、ということになりまして。デコレーションケーキをオーダーしてくれたり、宿主のガンジーさんがパエリアとかブイヤベースとかお刺身とか白ワインとか、めっ美味なご馳走をたくさん用意してくれたりで、豪勢な晩酌となったのでした。みーんなひとり旅で来てるってなかなか面白いよね。これもご縁だわー。

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この日の夜もvliveをかましてくるせぶちに_:(´ཀ`」 ∠):となりつつも、程良い時刻でそれぞれの宿に戻り、天気の回復を待って就寝。海どうかなー。船出せるといいなー。

小笠原漂流記(2) ザトウクジラと接触したよ!

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船内でぐっすり寝て起きたら頭がうぉぬぬみたいになってた。おはようございます。

 

割と揺れた航海だったけど、小笠原付近になるととにかく天気が良い!14日は荒れると聞いていたので、前日もあやしいかな…と思っていたらこの天気。ありがたい。お日様ほどありがたい存在はないな。ホント推せる。

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程なくして、船は無事小笠原諸島の父島に到着。晴れてる。すごく晴れてる。

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港に降りると、宿の人やダイビングショップの人がサインボードを持ってお客さんをお出迎え。お世話になるダイビングショップの方と簡単に挨拶を済ませて、一旦宿に。

準備し始めが遅かったので、ホテルはどこも空いておらず。エアビで良さそうなお部屋を見つけて連絡をしたのだけど、港から徒歩3分、メイン通りや飲屋街直結のめちゃくちゃ立地の良いところで、ワイ、勝った\\ ٩( 'ω' )و //// と思いました。

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相部屋なのだけど、私の他にはもう1人だけなので個室のように使える。ありがたい。

 

宿主のガンジーさんは料理上手で色々な話をしてくれるのでとても楽しい。着いてすぐにランチをふるまってくれました。時間のない中なのに…美味しい…ありがたい…。・゜(つд⊂)・゜・

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ごはんを食べたら早速海へ。ガンジーさんに紹介してもらって、ショップはエスコートさんにお世話になることになっていたので、支度をしてお迎えを待つ。合流後の開口一番が、

 

明日は崩れるみたいだけど、今日ベタ凪だから!もーさっそく海行って遊ぼう!

 

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ベタ凪やっほぉぉぉぉ!ベタ凪サイコーーーー!

 

ダイバーにとっての敵、それは波とうねり。ボートダイビングをする場合は特に、波が高ければ船が沖まで出せないし、出たところでうねりがひどければ潜らせてもらえません。だって危ないからね。なので快晴ベタ凪は最高のコンディションと言えます。ありがたやありがたや。

 

と、ポイントに移動する間に念願のあいつを発見!

 

見えるかなー、遠くにしっぽがあるの!水中での遭遇は運次第だけど、水上はほぼ確実に、というくらいのシーズンなんだそう。でもこれだけ遠くで見ても大きいと思えるサイズ感てなんだろう??目の前にしたら気絶しそう。

 

もちろんクジラ以外にも色々見たよ!

明日天気荒れるかもしれないので、良い海の思い出が初日にできてよかった。

エスコートさん、ログ付けの時にこんな感じの地図を一緒にくれるのです。嬉しい。海況の良い初日は遠出して、ひょうたん島と万作の鼻を攻めたよ!

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海から上がった後はガンジーさんが用意してくれた軽食を食べつつ飲み始めるなど。

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パッションフルーツリキュールは程よい甘さだったので、ロックでもいいし、サワーで割っても良いかもしれない。飲みやすいのでカパカパいけちゃって危険。

 

その足で2件目の「COMO」へ。今の時期はウミガメ漁解禁になっていて、新鮮なお造りなんかも食べられるのですが、なんせ年間50匹限定しかとっちゃダメとか…そそそそんなレアものを…!

 

刺身で!

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もつ煮込みで!!

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亀初めて食べたけど、なんてゆーか亀独特の味。解体する方の腕次第で生臭くなりがちらしいのだけど、亀刺しならここ!というところに連れていってもらったら、白身魚に近い味でさっぱり!でも馬肉のような歯ごたえでなんじゃこれ美味しい!となったのでした。

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メカジキの唐揚げも美味しかった。ふわふわ!

 

そのまま元気になってしまった私とガンジーさんは、船で知り合った人が飲んでる「ふくちゃん」にもう一軒はしごをし、翌日0時ごろで焼酎を飲み続け、無事に帰宅して翌日の準備に追われるのであった。

 

明日天気荒れるというけど、どうかなー?

 

小笠原漂流記(1) 海は電波が入らない、の巻

次の職場までにたっぷり時間があるので、せっかくだから遠方にいこう!と決めました。今じゃないと行けないところ、今が潜り時のところってどこかなー?海外行っちゃおうかなー?と思っていたら、1社目の先輩から「GWに小笠原行こうと思ってるんだけどなー」とLINEが。


世界遺産の海!それだーーー!\\\ ٩( 'ω' )و ////


……ということで、この記事を書いてる今はすでに海の上におります!レインボーブリッジを下から撮るプレイは卒業。川崎の工場を海から見るのは良いね!
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小笠原諸島へは空路で行けないため、竹芝桟橋から1週間におよそ1往復している小笠原海運「おがまる」で24時間かけて海路で向かうのです。八丈島までで片道12時間ほどなのですが、小笠原だとその倍。距離的にも倍だったっけな?と思ったら全然そうでもなかった。

 


_:(´ཀ`」 ∠):


八丈島までは129km、小笠原まではなんと1000km以上あった…いやー、ええーー?!緯度的には沖縄とほぼ同じ位だしそりゃー気温差10度以上あるはずよね…

なんせ過去に一度ダイビングクルーズで1週間海の上の生活をして以来の海上滞在。八丈島に行く船と比べて滞在時間も長いので、船内設備が充実しててすごい。シャワールームはシャンプーリンスボディソープ完備で温泉みたいだし、お手洗いの手洗い場だって自動!雑魚寝の和室でさえ顔付近に間仕切りがあるよ!!(わかる人にはわかる設備差) 売店は出港日なら21:30まで空いてるし、船内の展望ラウンジもピークを越えればゆっくりできる。給湯室も各フロアにある。船内にも談話室が何個もあるし、食堂も開い。船酔いさえしなければホント住める…

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きれいな船内。全部で7階まである。

 

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SuicaPASMOも使えるよ!


予約した時はまだ二等寝台に空きがあったので、本日の寝床はこちら。コンセントもあるので充電には困りません。なんだか宿舎みたいだね!何度起こされてもおきないうーちゃんはどこにいるのかな!
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で、ひとり旅なので暇つぶし用のせぶち動画各種と韓国語の本、記録用のMacBookを持ち込んで、軽食を食べては寝、本読んで動画見て眠くなっては寝、を繰り返しております。ビニールバックを渡されて、生存キットを作らなくても乗船できる幸せ…。ゆーーっくりではあるけどそれなりに揺れるので、諸々するには酔い止め飲んでおいた方が良いです。

↓私なりの生存キット。




…と、ここまで書いている今は21:25なのですが。

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お分かりですか。聞いてはいたけど本当に電波が入りません。そりゃそーよね、まわり海しかないもんね…

船内はwifi飛んでないけど、ポケットwifiなら電波届くのかな?そもそもそれも入らない気もするな??仲間と行くなら良いけれど、ひとり旅なら船内は寝るか食べるか持ち込んだ何かで時間を潰すか友達を作るかしかやることがありません。寝台の席の近くにひとり旅らしい人(女子だよ)が何人かいるので、あとで声をかけてみようと思います。仲良くなれるかなー。

到着は明日の11時頃、着いたら宿で簡単にご飯を食べて、12時過ぎには潜りに向かうよ!twitterでは #小笠原漂流記 でまとめてくので、リアルタイム何してんのかはそっちでー。

ではまた明日!


SEVENTEENに気がついてしまった

年明けてすぐまではあんなにやすだやすだ言ってたじゃないか…と、自分でもびっくりする事態が起きております。ついに(?)韓国のアイドルに両足を突っ込んでしまいました。そのアイドルはこちら。

SEVENTEEN

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私のイメージだとKぽのアイドルって、黒にネオンカラー・原色ポップとかそういうイメージだったんですけど、ご覧の通りパステルカラー。韓国では「清涼系」と呼ばれているようです。わかる。

そもそもの話なんですけど、私長年の仲の友人に引っ張り込んでもらって以来関ジャニ∞安田章大担当なんです。知ってるか、知ってますよね。安田さんの自グループプロデュース能力の高さが好きで好きでたまらなくて、昨年投下された、安田さん作詞作曲MV衣装全部プロデュースの爆弾楽曲「Black of night」にとにかく沸いていたのが2016年10月から今年の頭までの話。自グループの強みや足りないもの・メンバーの強みや個性を誰よりも理解して”プロデューサー”として活躍できて、しかも安定して良いパフォーマンスをしてくれる人。一見かわいいけれどどこまでも男らしい、ギャップに溢れた人。例えそんな人がもう一人現れたとしても落ちないと思ってた。だって安田さんがいるからね?

 

しかし出会いは突然にやってくる。

沼にハマるきっかけとなったのはこのツイート。

 

こ、これは好きにならざるを得ない・・・・

 

才能にめっちゃくらむ系女として何よりも好きな言葉、それは「天才肌」。元来「天才肌で掴みどころのない人」や「癖のある天才」は無条件に保護対象になる私。「韓国にも安田さんがいた・・・しかも若い・・・!」という驚きに加えてこのビジュアル(濃い顔好きと思われがちですがそうでもない)。関心の糸の先っぽをクイクイと引き寄せるには十分すぎる情報。

そしてここから友人による怒涛の動画の波が押し寄せてくる。

www.youtube.com

これ本番?楽屋から?!ダンス面白いしカメラワークも切り替えもすごい!わっ、こんなところにも隠れてたの?!えっこの麗人は誰?!あれ?!ステージに全員いるよ?!いつの間に?!わぁぁぁあ群舞SUGEEEEEE!えっなにこのフォーメション初めて見る・・・!えっ、別の人が出てk・・・えっえっ、アーーーまたこの一糸乱れぬ群舞!いやいや誰このめっちゃきれいな高い声・・・!わーー!ワーーーーーー!

 

 (∩˃o˂∩)♡<公式も見るといいよ!ぜーんぜん違うよー!

 

 (((;◔ᴗ◔;)<えっ、公式…??? 

 

www.youtube.com

ええええええダンス全然違うじゃん!! 何、元はこれなの?!?!めっちゃアレンジしてるじゃん!!なにこれ!!なに!!これ!!!!

 

(2つの動画を見た時の興奮交じりの私のツイートも貼っておきますね…)

 

元同僚のダンス発表会を見に行った時も飽きずにずっと見ていられる位、実はダンス見るの好きなんです。でもこんなにも見ていてワクワクするパフォーマンスは初めて!しかもあとから聞けば作詞作曲プロデュースをやっているだけじゃなく、別のメンバーが振り付けもしてるっていうから「まままままままじででででで」ってなるじゃない。なっちゃうよ。

そんな私に追い討ちをかけたのがこれ。

www.youtube.com

 

は、背面…カメ…ラ……????

 

ねぇこれ誰のアイディアなの??発明じゃない??????

 

初めて見たステージパフォーマンス、公式PV、その2本を見て浮かんだ「このフォーメーションどうなってるの?見えないところで何が起きてるの??」という疑問が見事なほど鮮やかに解決されていく。そこはそうなってるのね!しかもこれ練習風景よね!?そんなにカメラで遊んでくれるなんていいの?ねえいいの??!ピースとかしちゃってかわいいかよ!ああ楽しい!もっと!もっと見たい!!

 

そこで初めて「はっ!」と気がつく。背面バージョンが公式動画だということに。

 

話に聞いてはいたけれど、韓国の動画提供事情って本当に凄い。掘っても掘っても追いきれない量な上に、そうしている間にも続々と投下されていく動画。音楽番組もその公式アカウントからパフォーマンスの動画をあげてくるし、SNSを使っての生中継も頻繁に行われるし、何より公式からの供給量がヤバイ。あの、えと、我々はどこにお金を落とせば良いのですか…??

 

こうして毎日動画を掘る日々が始まったのでした。大丈夫、後悔はしてない。

 

 

SEVENTEEN、清涼系と言われているだけあって、活動曲(そのアルバムの中から歌番組などで主にパフォーマンスをする曲)は少女漫画のような世界観の曲が並びますが、もちろんそればかりではなく。この「かわいい」「かっこいい」のギャップも魅力の一つ。以下、公式からまとめをどーんと。それぞれの曲にはPV以外にも色々なバージョンの動画があるし(しかも公式)、歌番組やアワードごとにアレンジや振り付けもちょっとずつ違うんだぜ!素敵なファンが日本語字幕の歌詞をつけてくれている動画もあったりするよ!気になったら掘るんだ!掘り出したらそこはもう沼!

 

SEVENTEEN 1st Mini Album [17 CARAT] 

活動曲は아낀다 (Adore U)。あっ!きん!だー!ってしたくなる!

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SEVENTEEN 2nd Mini Album [BOYS BE]

活動曲は만세(MANSAE)。私がはまったきっかけの曲。さっきPV貼ったので、こちらはパートスイッチバージョン(ダンスの立ち位置がごちゃまぜにチェンジ!)で。

www.youtube.com 

 

SEVENTEEN FIRST ALBUM LOVE&LETTER

活動曲は예쁘다 (Pretty U) 。いぇっぷーだ!のところのうさぎちゃんピース!かわいいかよー!

www.youtube.com 

 

SEVENTEEN Love & Letter repackage album

元々発売していたLOVE&LETTERに新曲を追加してもう一度リリース。活動曲は아주 NICE(VERY NICE)。ドギョムとスングァンの高音が、あじゅナイス! 

www.youtube.com 

 

Seventeen 3rd Mini Album 'Going Seventeen'

活動曲は붐붐(BOOMBOOM)。あじゅナイスを超える高音が攻めてくるぞ…!

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▼課外活動(えっ)

自グループ活動以外にも曲提供したり、コラボしたりしてるんです。こちらはAileeとコラボした曲「Q&A」。せぶちからはウジ、エスクプス、バーノンが参加。めっちゃキャッチーでめっちゃ良いー!課外活動曲はこれ以外にももうちょっとあるんだけどそれもほぼウジが書いていて…ねぇいつ寝てるの…?

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ちなみに(まだ書く)。

SEVENTEEN、メンバーは13人。5名によるボーカルチーム、4名によるパフォーマンスチーム、4名によるヒップホップチームに分かれております。以下、順番に。

 

▼ボーカルチーム。ボカチと略します。

(左から)ドギョム、ジョシュア、ウジ、ジョンハン、スングァン

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ドギョム・スングァンがメインボーカル、ウジはリードボーカル、ジョシュア・ジョンハンはサブボーカル。元々みんな大変に上手いのだけど、ドギョム・スングァンの二人が歌唱力偏差値をギュンギュンあげてます。芯の通った迫力のある真っ直ぐな声がドギョム、歌ったメロディーラインに花が乱れ咲くのがスングァン。ウジの声は冬の夜空の星群のように繊細でキラキラしてる。ジョシュアとジョンハンは声はもちろん、ボーカリストとして大事な”歌う姿”としての華がヤバイ。

パフォーマンスチームのホシと一緒にバラエティー面でも活躍する、とにかく賑やかなムードメーカー(ドギョム)、同じくバラエティーには欠かせないせぶち随一の名MC(スングァン)、かわいこぶる(愛嬌)のがとにかく嫌いなツンデレプロデューサー(ウジ)、B型全開の自由人(ジョンハン)、全方位紳士なのにちょっと抜けてる坊ちゃん(ジョシュア)。素直に愛でやすいメンバーが多い中、飛び抜けてこじてれそうなウジが私の推しです。全楽曲のプロデュースをしているだけあって、チームリーダーはウジが。

ボカチっていうか、ソロでごめんなんだけど、ウジのこれが好きで好きで好きで…安田さん&丸山さんのThe Lightが好きな人に絶対に聞いてもらいたい。宝物の声だわー。

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▼ヒップホップチーム。ヒポチと略します。

(左から)ウォヌ、バーノン、エスクプス、ミンギュ

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ヒップホップチームは基本自分のパートの歌詞は自分で書くのですが、それぞれに個性が表れているので歌詞ごと味わうとなお良しです(と教わった)。得体の知れない色気を放つ低音ボイスのウォヌ。少女漫画のような内容の歌詞をスラスラ書き、ナチュラルに英語と韓国語がまざるラップを放つバーノン。エスクプスは本当に束縛がひどい…(歌詞の話)。スカウト当時は歌もラップも関心がなかったというのは本当かと疑いたくなるミンギュ。ウォヌ以外の声はまだ聞き分けがつかない…聞き込みが足りないな…

せぶちのツインタワーの二人(ミンギュ、ウォヌ)とアジア人離れしたビジュアル(バーノン、エスクプス。バーノンは母がアメリカ人)でとにかく華々しく見えるのだけど、最高のヒモ(ウォヌ)、料理上手な大型犬(ミンギュ)、妹大好きなお兄ちゃん(バーノン)、甘えたがりの年長統括リーダー(エスクプス)と、イメージとのギャップがとにかく凄い。チームリーダーは統括リーダーでもあるエスクプスが。

ヒポチと言えばこれ。パフォチのホシとボカチのウジも絡んでるんだけどもー、最高かよーってなる。チームリーダーの絡みis胸熱。

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▼パフォーマンスチーム。パフォチと略します。

(左から)ディノ、ディエイト、ジュン、ホシ

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マイケルジャクソンを敬愛していて、小柄な体型を感じさせない力強いダンスをするディノ。ブレイクダンスが得意で、細身のラインがキレよく動くチャイナライン(中国人メンバー)ディエイト。同じくチャイナラインで中国武術を得意とするジュン。前述で私がベタ褒めしたフォーメーションやダンスの振り付けを中心になって考えるホシ。

誰よりも面倒見の良いしっかり者であるせぶちのマンネ(最年少)(ディノ)、人を殺しそうな目つき&迫力で踊るけれどピュアでゆるふわ&負けず嫌いな大陸の弟(ディエイト)、自他共に認める静かなイケメン(ジュン)、ボーカルチームのドギョム・スングァンと一緒にバラエティーを回し、とにかく元気な小動物(ホシ)。曲と同じようにパフォーマンスもこのグループの要。そのチームリーダーは、振り付けを中心になって考えるホシが。

パフォチといえばコンサートのこれ。説明はするまい。とにかく見るんだ!

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あと、パフォチの曲ってわけではないんだけど、とにかく振り付けが好きな曲。マンセの振り付けと同じ人が考えた振り付けとは思えない…

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(自分で書いておいてアレだけど、参考に使ったお写真なんなの…とっても素敵…)

 

 

…ここまでざっと覚えた?覚えたよね??覚えたらこれを見るんだ…!

 

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おいおいこれがアイドルかよ…!やっばいぞ……!

 

↑このパフォーマンスやってる人達と↓この人達が同じ人たちとか、信じられない…

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…と、熱量のままに書きなぐってきたけれど、SEVENTEEN、本当に面白くて魅力的なグループだと思うので、特にそこのヲタクの皆様は是非一度、どの動画でもいいから見てほしいなーって思うのです。楽曲派のあなたも!アイドル性重視のあなたも!ガチ恋がしたいあなたも!琴線に触れる何かが絶対にあるグループ、それがSEVENTEEN

デビュー前の練習生時代が長く、さらにデビューする前も一悶着あって何度もデビューが頓挫しているせいか、デビューして2年も経ってないのにベテラン感がすごい。その苦労していた時代に、作詞作曲パフォーマンスまで全部自分たちでやってしまうというスキルを生存本能で身につけてきただけあって、パフォーマンスの完成度とSEVENTEENならでは感が強力すぎてギュンギュンしちゃう。キャッチーなメロディーにキャッチーな振り付け、かわいいとかっこいいのギャップ、それらが全部自分たちで手がけてるだなんて…。求めていた理想が最高の形で叶っていて涙が出ちゃう……ここは桃源郷なのかな……??

さっきボカチの動画でウジのソロしかあげなかったけど、この冒頭30秒にボカチ(とプロデユーサーウジ)の良さがギュギュギュっと詰まってるし、ヒポチ、パフォチの良さもぜーーーーんぶ詰まってるからね!伝わって!いや、伝われ!

 

 

今度の週末は、まもなく終わってしまうせぶちミュージアムとカフェに行くんだい!

あぁ、アイドルってたーのしーーーーー!

 

※ちなみに、私をせぶち沼に連れてってくれた友人の記事はコチラ。リリースされている曲や見どころが丁寧にまとめられてて、超!おすすめ!読んで!

fuka7.hatenablog.com

 

66歳の父と63歳の母

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いくつからそうしてるかはあまり覚えていないのだけど、両親の誕生日にはケーキを買って実家でご飯を食べることにしている。
赤ワイン好きの父が美味しい美味しい(そして高い)ワインを用意して、母は美味しい美味しいご飯を作る。で、伝えてあった時刻の目処を過ぎてケーキと一緒に娘が実家にやってくる(昨日は息子と彼女もいたなー)。

友人曰く、両親の誕生日をみんなでお祝いできる家はあったかい、とのこと。あったかい。ほっとする。ほっとする、の方が近いなー。
実家を出て物理的に一緒に過ごす時間が減った分、たまに実家に行って話をするのがとても楽しいし安心する。

両親は適度な距離を保ってくれている(と思ってる)。親戚のグループラインで野菜が採れたよアナウンスがあったり、うめさん通院の時は家族ラインでやりとりするけど毎日毎日連絡するのかというとそうでもないし。
旅行に行っていたことや怪我したことを後から知ることもあるし(怪我はできればその時に教えて欲しい…)、でもタイムラグをあまりあけずにお互いが元気にやっていることを知っている、っていう、干渉しすぎない距離。ちょうどいい。

でも誕生日に会うたびに毎年ちょっとずつ小さくなっていくなーって思っていて、嫌でもたくさん歳を重ねてきたことを感じてしまう。
結婚とか子供とか、焦りの気持ちはないけど、両親に孫の顔を見せてあげたい気持ちは強くなってくなー。
自由にやってきた娘が唯一できる親孝行な気がしてるので、うーん、とはいえ無理せず頑張ろーって思う。

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昨日(3/17)で母は63歳になった。
父は今年67歳になる。
来年も再来年もまだまだお祝いしたいから、元気でいてなー。